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第2話

初めての病院、初めての患者
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2018/10/10 14:47
〇〇年 ◇月□日

今日、病院を開く
受け付ける病は…奇病

これで少しでも救われる人がいるなら…

俺の、……

─────────────────────

その先は字が潰れてて読めなかった。

ペラ
この人は1人目の患者さんかな…?

私「…っ!?」

(急に頭に何か流れてくる感じ…これは何?)


………──────────
────────────………


ギィ…バタン!(扉の音

?「ごめんくださーい」

?「はい」

?「あの、ここって変な病気を治せるって聞いてきたんですけど…ちなみに失礼なんですが、上田先生で合ってますか?」

上「治せる…か…治せるとは言い切れないけどね。
上田で合ってるよ。上田ウエダ 二郎ジロウ
よくこんな所知ってたね、君が初めて患者さんだよ。」

?「そうなんですね!…噂が流れてたんです。
山の上に変な病院ができたって、誰かが興味本位で行ったら看板に「奇病科」って書いてたって…」

上「そうなのか…こりゃ驚いた。ははっ、噂って凄いねぇ…で、今日は診察かな?もう夕方だけど。」

?「今日は本当にあるか確かめに来たんです。
ほんとうだ、もう夕方ですね…帰らないと。
また来てもいいですか?少し連れて来たい人がいるので」

上「あぁ…いつでもどうぞ。基本的にはずっとやってるから。そうだ、名前だけ聞かせてもらっても?」

咲「自己紹介もせずすいませんでした!
私、奥村オクムラサキっていいます!」

上「はい。ではまた来てください」

咲「分かりました!失礼します!」


ギィ…バタン


………──────────
────────────………

私「凄い…頭に流れ込んでくる。っていうか私のおじいちゃん想像と全然違うんだけど?」

(ちょっと癖のついたフサフサの真っ黒な髪にメガネ、白くて長い白衣…)

イケメソ(*´д`*)ハァハァ

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