今回のナレーションも私白城 佳奈が務めさせていただきます…。黒木さんはあの後面接をすると言い出しました…小学生相手に面接…普通ならやりませんけど今回は例外です…何せ探偵の助手になろうというのですから…
殺人事件の問題だ…私は頭の中で何となく思い描いていた…その当時の様子を…だが黒木さんはこれを聞いて何がしたいのか…すると
黒木さんは"なんでも"を強調して言っていました…恐らくこれを活用しない手はないでしょう…なんでも…えっ?なんでも?ならもしや…
何でもと言われたらこの質問もいいのか…そう私は思いました。けど当然狡い考えです…ダメならダメで受け入れる覚悟で質問しました…けど黒木さんはかなりあっさり
答えを言ってしまった。…なるほど黒木さんは犯人が誰かを聞きたいのではない…"根拠"を聞きたかったんですね。考えてみましょう…男性でない理由…黒木さんは身長に関することを3人とも述べていました…だとしたら身長に関することは大事だと思います…150cm…かなり小柄です…2mとは50センチも差がある…ん待てよ心臓を一突き………そうか
もうここまで来たら迷いはない…
こうして死神と天才小学生のコンビは…誕生したのだった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。