プリ小説

第18話

運命を変えた者
身体に電流が走り私は目を覚ました。














『起きたね』












前に聞いたことのあるような声だった。













空が見えない。











……!!











私は身体を勢いよく起こした。












ここは何処だ?














横にはピエロでは無い者が居た。











声は聞いたことがある。









でも、誰かは思い出せない。













『何者だ?』











私は聞いてみた。












ただ者ではないような気がする。















『そうか、前に会った時は姿は隠したんだったんだね。藍を最強にした神様のロクだぞ。そんな警戒はしなくて良い!』












私はそれを聞いて思い出した。












五年前、私が屋上に行ったときに急に現れた者か。












その時は光が眩しくて姿が見えなかった。












私の運命を変えた者。













あの時から私は一人になってしまったんだよな。










『それで、何で私はここに居るの?』













もう一度藍は聞いた。












『契約を破ったからだ。世界破壊止めようとしたな?なぁ、契約したよな?契約を破ったら、記憶を全部消すって』









ロクの雰囲気は急に変わった。













『私はもうこんな事したくない!記憶は全部消してもいいから解放して!』











記憶は全て消されてしまう。












そしたら、私はどうなるんだろう。












別人のようになってしまうのかな。











『消さない。解放もしない。あの瓶を見つけるには藍の記憶が頼りだからな!記憶は消さないけど、もう一人の藍を呼び覚ますよ。今の藍は頼りにならないからな!』









その時のロクの顔は怖かった。













これは本気だ。











もう一人の私を呼び覚ましたら、大変なことになるだろう。











何としても、阻止しないと。








『分かった!もう誰でも容赦はしない。だから、もう一人の私を呼び覚まさないで!』












私は必死にお願いした。













けど、もう今さら遅かった。













『何人見逃してきた?藍が殺したのって数人だけだよな。』












もう何をしても無駄なだけだ。










ロクの目を見て察した。






















『さよなら、心優しい藍。』












ロクはそう言うと去っていった。














それと同時に藍は目を閉じた。

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❣kanon❣
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更新が遅くなります。 適当に書いてるけど、良かったら見てくれると嬉しいです!