プリ小説

第13話

私は絶対死なない!











いや、違うか…。












私は死ねない。














私が死んでしまったら、この世界はこんな残酷なことを繰り返し続けるだけ。
















だから、例えユウトだろうと容赦しない。










『この剣に認められるにはどうしたらいいんだ?』















ユウトが突然聞いてきた。














『我は知らんな。だが、一つ教えよう!その剣に認められた者は未だに居ない。』













これは嘘ではない。










何百年も前から書かれきた日記に書いてあった。












剣に認めてもらう方法は私も知りたい。













『ならいい!寿命なんてどうでもいい!!俺はお前を今、殺したいんだ!』
















うるさい!








私を殺すなんて無理だ。














『一分、経ったそれだけで全ての寿命が奪われる。それでも使うというのか?』

















私はどれほど決心しているのか試した。














私はすぐにでもユウトを殺したい。













だけど、心が揺らぐのだ。













その理由は経った数分前の出来事のせいだ。














私はユウトを殺すことしか考えていなかった。













ユウトが居なくなると、どうなってしまうのか。












そんなの考えていなかった。












そんな時、先輩達の声が聞こえたんだ。














『藍ちゃん!落ち着いて!』











『俺達はいつでも藍ちゃんを見守ってる。藍ちゃんは俺達のためにそいつを殺すの?』












先輩達の為じゃない!












先輩達を殺されたからそれで、憎くて…











私は自分のために殺す!







『藍ちゃん、そんなことしたって憎しみは消えないよ。だから、止めて!』








『ユウトくんが居なくなれば、藍ちゃんを殺してくれる人、居なくなっちゃうよ?それでもいいの?』










それは嫌だ。











全てが終わった後は、死にたい…。













『俺は何も言わねえよ。藍の好きにしろよ。』











『そうだね。正しい選択を藍ちゃんは出来るもんね!』













『藍、一番伝えたいことを、今から話す。よく聞いていて。』











『何処にあるかは言えない。瓶に紫色の液体入っているもの、それを誰かに取られる前に見つけ欲しい。それを飲ませれば生き返らせることが出来る。ゾンビでも人間でも…。でもそれは、三本しかない。』











『場所のヒントはな、俺達で、いや部活のメンバーで最後に行った場所だ。』













『見つけたら、藍ちゃんが使いたい人に使ってね!私達はいいから!もっと大事な人が居るでしょ?』







『あーあ、そろそろ時間切れかぁ…。』











『藍ちゃん!さよなら、それとごめんね…』










『藍、じゃあな!』











それからは、先輩達の声は聞こえなくなった。










懐かしい声が聞けて私は嬉しかった。












でも、悲しくなった。









もう聞くことが出来ないかもと思ってしまったから…。











それに、最後の「ごめんね」の意味が分からない。












分からないけど、何か深い意味がある気がする。















三人しか生き返らせることが出来ないかぁ。













そんなの決めれないよ…。













これが数分前の出来事だ。














今の状況はユウトの返事を待っている。













『だったら、その一分に命をかける!』











一分で殺すことなんて出来ない。














俺はそう分かっていても、僅かな可能性にかけた。










なのに…藍は逃げた。












『我はそういうのは嫌いだ!今回は我が逃げたってことにしておこう!次は剣に認められてから我の前に現れろ!我は次のエリアに行く。ユウト!お前は間違った選択はするなよ!それと、これはその剣のケースだ。ケースの上からなら触っても問題は無い!』








私は剣のケースをユウトの方へ投げ、その場から消えた。










どれほど決心しているのかは分かった。












それを確認出来ればもういい。















部活のメンバーで最後に行った場所かぁ…。














何処だったけ…?

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❣kanon❣
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更新が遅くなります。 適当に書いてるけど、良かったら見てくれると嬉しいです!