プリ小説

第12話

俺は戦っている途中に気づいた。












前よりも藍が強くなっていることに…。














このままじゃ、俺は負けるだろう。













でも、それが分かったところで何も俺は出来ない…。















これが俺の限界の力だ。













これ以上の力は出せない。












そもそも、俺はどうしてこんなことをやっているんだ?

















俺は自分で自殺行為をしているのと同じだ…。












勝てるはずの相手に喧嘩を売って。














何をしているんだ、俺は!!










そもそも、俺があの時、藍の笑顔を見ていなかったら?













我慢出来ていたら?












アイツらを殺さなかったら?











そう、きっと、こんな状況にならなかった…。














それに、もしも俺が勝ったとしても、俺は本当に世界を救うことが出来るのか?











俺は突然、震え出した。













自分でも何でか分からない。









恐怖のせいか、自信が無いせいか…。











どっちにしろ、このままだと本当に殺されてしまう。











俺がそう思っていた時だ…!!











『何をしている!これは本当の殺し合いだぞ!油断するな!怯むな!我は相手が油断している隙に殺すつもりは無い…。つまらんからな。戦え!止まるな!我が憎いんだろ!それとも、あの言葉は嘘だったのか?全部嘘だったのか?あの覚悟も全部嘘か?カイト!お前の目的は何だ?』













俺はその言葉を聞いて目が覚めた。










俺の目的、それは…










『違う!俺は嘘をつかない!俺はお前を殺して、この世界を終わらせる!それが俺の目的だ!もう迷わない!ここで宣言する!俺は、お前を殺す!今、ここで!』

















もう俺は大丈夫だ。














俺は顔つきが変わった。














その時、藍が言った。












『その顔だ!では、こちらも宣言するとしよう!我もユウトを殺す!今、ここでだ!でも、その前にこれをやろう。我は不老不死だ。だが、これだけは、唯一我を殺す事が出来る剣だ。ただし、それを使うには、その剣に認めてもらわなければならない。それまでは、使えない。無理矢理使えば、寿命が削られていくだけだ。』











俺はそれを受け取った。












触れた瞬間、違和感があった。











触れただけでも、寿命がどんどん削られていくのだと気づいた。





俺は、何か言おうとしたが、藍を見た瞬間やめた…。








その時の藍は寂しそうで、でも、嬉しそうな感じだった。













それに、もう一つ感じた…。











誰かを強く恨んでいること。











その誰かを俺は知っている。










きっと…俺だ。














俺がアイツらを殺したから。











だからって、後悔しているわけじゃない。















まぁ、今はそんなことはどうでもいいんだ。














今の俺がやるべきことは、藍を殺すことだ。













必ず、殺すんだ!











その為に、俺は…剣に認められなきゃダメだ。
















だから、今すぐにでも俺を、認めさせてやるんだ!


















































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❣kanon❣
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更新が遅くなります。 適当に書いてるけど、良かったら見てくれると嬉しいです!