プリ小説

第20話

クロの怒り
『藍!お前はこんな事する奴じゃないだろ!何してんだよ!』













俺は叫んだ。












藍は前とは比べ物にならないくらい変わってしまった。














『何言ってんの?これが本当の姿だけど?』











クロは上空から見下ろしながら俺に言ってきた。


















『違うだろ!』











何故か、俺はムキになった。












『うるさいなぁ!もう始めるよ!』












クロはそう言うと、攻撃を始めた。














俺は藍から授かった剣を地面に置いて、攻撃を開始した。












今は何を言っても意味が無いような気がした。











あれは藍じゃない。














藍に化けた何かだ。














『藍!俺はあの言葉が嘘じゃないって信じてる!』















俺がそう言った直後だ……!

















『ユウト!あの剣を使って私をころし……痛いなぁ……ねぇロク、藍の意識は全て消し去ったよね?』













「そのはずだよ」












ロクの声がクロの頭に響いた。












藍だ……!!











少し間だけど、藍が居た。













"あの剣で私をころし"










途中で藍は途切れてしまったが、続きは予想がつく。













きっと、"あの剣で私をころして"そう言いたかったんだろうな。















俺は少し悩んだが、剣を袋から取り出した。













剣を持っても、変な感覚にはならなかった。













『藍、その願いは俺が叶えてやるさ!』









俺は小さく呟いた。



































俺は藍が大嫌いだった。










藍だけのせいでこんな事になったんだ。













そう思っていたから。









でも、これは藍だけが悪いんじゃない。










俺も藍も皆、皆悪いんだ!







そして、その中でも一番悪いのはこの残酷なゲームを作った奴。


















『なぁ藍……いや、クロ!お前を殺してこんな地獄を終わらせてやる!』















俺はそう宣言すると、攻撃を開始した。















クロは俺の攻撃に集中しているようだった。












『君さ、その剣捨ててよ。その剣、嫌な予感しかしないんだけど?』












『ビビっているのか?……俺はこの剣を絶対に手放さない!』












そう言って後、俺は連続でクロに斬りかかった。











だが、その中でも一撃しかクロに当たらなかった。








その一撃も少し掠れただけだ。







『いってーな……何してくれてんだよてめえ!』













クロが大きい声で言った。











俺はクロの表情を見た時、ゾクッと怖くなった。















『ねぇこの傷はさ、修復しないんだよね…どうしてくれるの?』














クロは口以外笑っていなかった。















『ロク、もうイイよね?ユウトを殺しても』















クロは小さく呟いた。











「うん、もういいよ。全滅させてよ?クロの周りにいる奴。じゃあ、暴れておいで!」












『もちろん、全員殺すよ。手加減無しでね』











クロはそう呟くと、姿を見えなくした。










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❣kanon❣
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更新が遅くなります。 適当に書いてるけど、良かったら見てくれると嬉しいです!