プリ小説

第15話

男の子の本心
『やっぱりお前が…!』













そう男の子は呟くと、攻撃をしに私の方へ向かってきた。











私は一度攻撃を受けることした。













どれ程強いのか知りたいからだ。













どんなに強い攻撃でも、私は死なない…。













その時だ!











『やーめた!お前は嘘つきだ!僕は見てたよ!おじいちゃんを殺したのはさっきの奴だ!』













そう言うと、男の子は急に立ち止まった。














『そうだな。おじいちゃんを殺したのはピエロだ!だが、それを命令したのは誰だろうなぁ?』












私はニヤッと口角を上げた。













早く攻撃をしろ!










どれ程強いのか見せろ!



















『そうなんだ!じゃあ、ありがとう!』














男の子は笑っていた。











私には意味が分からなかった。










『あれ?驚いた顔してるね。ていうか、藍って騙されやすいね!僕さ、さっきから笑ってたよ?全然、僕の顔見てなかったでしょ?今までの全部演技だったんだー。おじいちゃん邪魔だったから消えてくれて良かったんだ!だからありがとう!』












確かに私は、男の子の表情を全然見てなかった。













でも、今のは言わない方が良かったと思うなぁ。










さっきまで殺したくないと思ってたのに…。










こいつを殺しても罪悪感は残らないだろう。










こんな最低な奴はこの世界に居らない…!
















『そうだったのか。じゃあ、死ね!』















そう言って、私は男の子を身動き出来なくした。















そして、調べ上げた。















『お前はいぶき、六歳。へぇー、両親って事故で死んだんだー。おばちゃんは……自殺か。おじいちゃん…病気で死亡?……はぁ!?』














意味がわからない。













おじいちゃんならそこに居るじゃないか。













『そうなんだ…僕の家族はもう居ないんだ…。全部話してあげる!僕は誘拐されたんだ。一歳のとき、あのおじいちゃんに。僕がその真実を知ったのは六歳の誕生日の日だった。ある書類を見つけたんだ。僕のことについて沢山書いてあった。僕は"偽物の名前"で六歳の誕生日まで生きてきた。ひろき、そう呼ばれてきた。でも、本当は真城いぶきなんだ。僕は幼稚園も保育園も行けなかった。そして、小学校の入学式の日も行けなかった。その日だった。こんなことが起きたのは!僕は本当はただの人間だ…。魔王and殺人ピエロ討伐隊じゃない。嘘ついてごめんなさい…』












男の子は反省しているような表情だった。












『おじいちゃんに消えて欲しいかったのは真実か?』






























『違うよ!本当は今までの演技じゃなかったんだ!』













『それは本当か?』












一度、騙されたんだ。












そう簡単には信用出来ない。












『あーもういいや!本当は演技だ!おじいちゃんなんて……!』











男の子の目から透明なものが流れていた。















『演技じゃないんだな?』











私はもう一度だけ聞いた。













『演技だ!おじいちゃんなんて居なくなればいい!』













私には男の子の心情が理解出来なかった。












どうして嘘をつくのか?









『おじいちゃんは僕のおばあちゃんを殺した…。自殺なんかじゃない!だから、僕はおじいちゃんを憎まなきゃならないんだ!でも、ずっと一緒にいたから……』

















『憎めないのだろう?なら、いいじゃないか!最後に聞く!おじいちゃんを殺した我が本当は憎いんだよな?』









答えは何となく予想できる。





















『憎い…本当はとても憎い!』








予想通りだ。












『そうだ!本心を隠すな!我を殺しにこい!命を掛けて戦うんだ!それが嫌なら逃げろ!』










私は身動きを出来るようにした。










もし、逃げないなら私は容赦はしない。













全力で戦う!










『逃げない!』















『そうか!命を掛けれるのか?死ぬかもしれないぞ!』













『掛けれる!おじいちゃんの為なら!』














私はそれを聞いた瞬間…思った!

















私はなんの為にこんな事をしているんだ?













契約のせいで世界破壊をしなきゃならないなら、その契約をやめれば良いだけだ。













でも、そんなことは可能なのか?











そもそも、契約者の顔も居場所も分からない。


















その時だ!














ある会話が聞こえた。














八百メートルぐらいは離れているだろう。














『あの瓶は何処だ?』









『早く見つけないと魔王ってやつに取られちゃいますよー!』










その会話を聞いて思い出した。











私は今まで瓶の存在を忘れていた。













こんな事をしてる場合じゃない!













早く瓶を見つけ出さないと…!!

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

❣kanon❣
❣kanon❣
更新が遅くなります。 適当に書いてるけど、良かったら見てくれると嬉しいです!