第9話

8話
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2018/02/25 11:20
う「お、おい。今なんか」

坂「通りましたね」

えー…

できたら関わりたくない。

でも、なんかあった時にあれだし…

あーー!もう!!!

う「坂田。ちょっと見てこい。」

坂「ええ!?俺!?」

う「委員長命令だ。」

坂「えー…あ、」

う「何ニヤニヤしてんだよ。」

坂「もしかして委員長怖いんですかー?いーやー、意外だなー、案外怖がりだったりするんですn((殴」

う「いいから早くいけ。」

坂「しょーがないですねぇ、行ってやりますよ」

う「殴るぞ」

坂「もうすでに殴られてるんですけど。」

どうやら、一番奥の棚の陰に隠れているようだ。

う「お、おい。」

坂「せーので!せーので一緒に見よ!」

う「…わ、わかった。」

「『せーのっ!』」

「『え!?たぬき!?』」

そこにいたのは、たぬきだった。

つぶらな瞳が俺たちを見る。

う「よかったー。なんだよ、びっくりしたぞ〜?このやろ〜」

しゃがみこんでたぬきをなでる。

すると、気持ちよさそうに目を細めた。

坂「本当や。かわいいなぁ〜」

坂田も触ろうとしたが、軽々と避けられ俺に飛びつく。

う「あっれ〜?坂田さぁん?もしかして懐かれてないんじゃないですかぁ??」

坂「むっかつく言い方しますねぇ」

たぬきを抱えたまま、カウンターの前まで行ったところでドアの音がした。

そ「あれ、うらたくん、どうしたのその子。」

天「え!?たぬき!?」

う「あ、なんか迷子になってたみたいで図書館の中に入ってたんですよ。」

坂「委員長の頭に葉っぱ乗せて走り回ってたんですよね。」

天「ごめん、坂田の説明全くわからない。」

と、続いてluzとまふまふが入ってきた。

る「あれ、なんでこんなに入り口に固まってるん?」

ま「ハッ!うらたさんとたぬき!?写真に収めてネタにしよう!(パシャ」

る「流石やね、たぬきがいることにはつっこまないんや。」

う「なんかもう説明するのもめんどくさくなってきたな。あと写真やめろ。」

志「いっやー!うらたさんなんかたぬきが肩におるとしっくりくるなぁ。もしかして初期装備やったんやないの?」

う「初期装備ってー、こいつはものじゃねーぞ〜ww」

「『!?!?』」

坂「えええ!?志麻くんいつ入って来たん!?」

志「え?ひ・み・つ♡」

う「キモッ」

志「ひどっ!」

ま「よし、キモいと言われる志麻さんもカメラに収めることに成功」

る「まふくん、そろそろカメラ置こ?w」

そ「あれ?志麻さん、センラさんは?」

志「あ、掃除の片付け任せて来ました。」

天「かわいそう…ww」

志「まあ、そろそろくるんやないですか?」

すると、ドアが開いた。

うわっ、本当に来たぞ。

セ「あれ、みなさん。なんでこんな所に群がってるんですか?」

これは、やるしかねーな。

う「あ、センラまん。こいつ見てくれよ。」

ほい、とたぬきを前に突き出す。

る「おわっ」

すると、センラはluzの腕を引っ張って自分の前に立たせた。

顔が青ざめている。

そうそう、この顔が見たかったんだ。

セ「うらたん。なんのつもりや。」

う「なんのつもりって?見て欲しかっただけだけど?」

る「あ、あの…これはいったい?」

志「あー、センラさんはたぬきが苦手なんよ」

ま「そんなピンポイントにww」

そ「そうだったんだ。初めて知った。」

志「あれ、なんでやったっけ?」

セ「小さい頃に、山で迷子になってそこでたぬきの大群に襲われたんですよ…」

センラはまだluzの後ろに隠れたままだ。

すげーな、センラまんけっこー背たけーのにそれが隠れるくらいってluz何センチあんだよ。

天「へー…そんなことあるんですね〜」

よし、センラがluzの後ろから出て来たところで…

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