走って、走って、走って…
私は思い出の公園に来た
私はここで、오빠に告白したんだ
デビュー前、
いや、
まだ事務所にさえ入っていなかった時
오빠が事務所に入ってからは
必ずデビューできるって信じて
오빠を応援し続けた
なのに、
こんなにも遠い存在になってしまうなんて
考えてもいなかった
오빠は “ アイドル ” になっちゃったから
世界を跨ぐ “ アイドル ” に
だけど、わたしは
たかが “ 一般人 ”
お姉ちゃん、実は “ モデル ” なんだよね
一般人とアイドルは不釣り合いって訳か…
そう思うと、涙が止まらなくなって
私は、声を上げて泣いた
どれくらいたっただろうか
辺りはすっかり暗くなってしまった
あなた「帰らなきゃな…」
そう思うのに、足が動かない
오빠と浮気相手がいる家なんて
帰りたくない
その日はホテルに泊まった
=翌日=
あれから、私は沢山考えた
また、知らないふりをし続けるか
それとも、もう、、別れるか
たくさん悩んだけど、決めた
もう
오빠とは
別れるって_______________
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!