いや、思っちゃいけないけど。
でもね、少し濡れた髪とか本当かっこいいの。
🐰 …?なんか付いてる?
🍊 …へ!?あ、ご、ごめん…!
見つめすぎちゃったよ←
普通にガン見してたははは
🐰 いや、大丈夫だよ~
🐰 あ、そういえばさ
🍊 うん
🐰 今度、練習室こない?
🍊 練習室…?
え、良いの?
普通はダメなはずだけど
🐰 見てもらいたいだんすあるんだよね
🍊 へぇ〜…いいよ
そう言うと、ぐく君は本当!?と目を輝かせた。
🍊 言ったのはぐく君からでしょㅋㅋ
🐰 いいよって言われると思わなかった…
🍊 あ、そーなのね
思わなかったのに言ったのね。
そんなぐく君と部屋の前で長々と話してしまった。
🐰 あ、時間が
🍊 遅いね、じゃあ、また明日頑張ろ?
🐰 うん!
ぐく君はニッコリ笑って部屋に戻った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。