🍊 …
🐰 この曲、良くないですか?僕凄い好きで。
🍊 う、うん、私も好きですよ。
🐰 ですよね!
ぐく君は気付いてない
私がアイドルだった事を.
でも、気付かなくていい .
なんて考えてたらいつのまにかメイクを終わらせていた .
🐰 ありがとうございました!
🍊 いえいえ、またよろしくお願いします
そう言って、ぐく君は出て行った .
🍊 …はぁ
アイドル、良いなぁ
続けたかった
なのに
続けられなかった .
👩 あなた?
🍊 ひ!は、はい!
👩 そんな驚かなくてもㅋㅋ
どうした?表情暗いよ?
🍊 あ…すいません…
先輩のメイクスタッフさん、ヨヌさん
私の正体を知っている先輩だ .
👩 …分かってる、じょんぐくが聴いてたんだよね
🍊 はい…
ぐく君が聴いてた曲
それは、私がいたぐるーぷのヒット曲だったもの .
🍊 私、まだ引きずってるなんてやばいですよね
👩 ううん、そんな事ないよ
私にあった事_
それは_
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。