私はこの家を出ていくんだ。
色々とトランクに詰めた。
お母さんとの思い出の写真
お父さんとの…
そうだ。お母さんがこういうふうに
言うようになったのも…お父さんと離婚したから
だから、お父さんとの思い出、、
捨てられたんだった…
けど、私は一方的なんだろうけど
お母さんのことすきなんだよ?
まあ、そんなことどうでもいい
これから生活していくためのお金
必需品など持っていこう。
こんなもんでいいか
よし。それでは…
外は寒いな…
どうしよう…いいや。
とりあえずここにいよ…
ほんとはついて行けば色々と楽なんだろうけど
どうせ変なことされるに決まってる
???「ねぇ。俺の彼女に手出さないでくれる?」
え?か、彼氏?
え?ん?は?
え?いや。絶対無理じゃん。
って思ってると…
口の上に何かが乗っかった
そう言い放ってどこかに行った。
???「ごめんね〜!いきなりキスなんかして笑」
???「あー全然ええで?」
???「ていうか、こんな時間帯になんでいるのッ?」
???「親御さんは…?」
???「へ〜。俺らの家に来んか?」
???「あ、俺」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!