第16話

14話！

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2019/01/23 10:02

朝は瑞季が朝練らしいので、楓と。

真田楓

いこー！

紫夜 (you)

おう、

真田楓

眠い…

紫夜 (you)

え？寝てないの？

真田楓

いや？昨日のテレビがさー

なんて、普通にテレビの話とかして学校へ。

校庭でみずが、こっちに手を合わせごめんと口パクで言ってくるから、

私達はグッド👍️サインしてやった。

教室では、女子達がキャーキャー騒いでる、

女子

見た！？昨日アップされてたやつ！

女子

それって、『FLOWER』の！？

女子

そうそう！

女子

見た見た！相変わらず美声すぎ！

女子

それなー！

紫夜 (you)

ねぇ、楓、FLOWERって？

真田楓

あー…確か、バンドだったよーな？男だけで結成された最近有名なバンド。

紫夜 (you)

へー、どーでもよ。

真田楓

そーいうこと言わん！てかあなた歌上手いよね？

紫夜 (you)

んー、そうかな～？

三鷹雪

おはよう、紫夜さん、真田さん。

真田楓

おっはよー！

紫夜 (you)

おはよう三鷹くん。

三鷹雪

どうしたの？

紫夜 (you)

なんかFLOWERっていうバンドの話らしいよー？

三鷹雪

…へぇ。

芹川樹

ほうほう、FLOWERね…俺も好きだよ？

真田楓

ふーん、男子も好きなんだぁー。

紫夜 (you)

何歳位？

真田楓

それが、顔隠して歌ったりしてるから、分かんないんだよねー、

紫夜 (you)

そうなの？

六町先生

はーい、FLOWERはいいから座る～

女子

えー？先生FLOWER知ってんのー！？

女子

意外～！

六町先生

どーでもいいから、はい授業始めるよ。教科書26開いて。

なんて授業が始まった。今日は先生達がいないから部活は全部ない。

帰り際私は門の少し前で止まった。

紫夜 (you)

しまった。

真田楓

どうした？

紫夜 (you)

今日、授業の見学で旧校舎入ったじゃん。

真田楓

あの立ち入り禁止の？

紫夜 (you)

そう。

真田楓

が？

紫夜 (you)

水筒置いてきた…！

真田楓

はぁ？もー！門の前で音楽聞いて待ってる！

紫夜 (you)

うん、急いで行ってくる！ごめん！

真田楓

はよ行ってこい。

紫夜 (you)

ウイッス

立ち入り禁止の旧校舎。狭いし、特に何もない。

あるのは防音の音楽室と旧教室、図書室くらい。

図書室に水筒飲んで置いてきたんだ！ヤバい！

私はフェンスを軽々越えて中へ。

図書室…

ガラガラ

あったよー！！これこれ！

よし！戻ろ…

♪～♪～

？？？これ、ギターとベースの音だよね。

え？何で！？まさか、お化け…((( ；ﾟДﾟ)))

でも、気になるのが私…

ここって？音楽室？少し古いせいか音漏れしてる…

私は勇気を振り絞り、ドアを開けた。

ガラガラ！

紫夜 (you)

え？

そこには…






凄く驚いた。













だって。










イケメン3がいたから。

三鷹雪

紫夜…さん？

紫夜 (you)

え、待って待って！ここ旧校舎だよ？え？何でいるの？

碧未翔

お前が何でいんだよ。

紫夜 (you)

いや！私水筒取りに来ただけ！え？

芹川樹

あっららー！バレた(笑)

三鷹雪

僕達さ。実はバンドやってるの。

紫夜 (you)

はぁ！？

芹川樹

朝女子達が噂してた、あのFLOWER。

紫夜 (you)

え！？ちょ？はぁ！？

碧未翔

ほーら。急に話すな。あっさりバラしてんぞ。

芹川樹

あ、まぁ、紫夜ちゃんだし、

ドン！

何か物音がしたから、廊下を見ると…

真田楓

ごめん。聞こえた。

紫夜 (you)

あ、バレたのは私だけじゃないみたいだよ。

ひょこっと楓が顔を出して

真田楓

ごめん…あなた迎えに来たら聞こえた。

三鷹雪

紫夜さん。真田さん。頼むからこの事内緒にしてもらっていいかな。

紫夜 (you)

えー、いいよ？そんな話すようなヤツいないし、私と楓は口固いし。

碧未翔

良かったー。バレたら面倒。

芹川樹

ほんとほんと。

紫夜 (you)

あ、ピアノかな？あれ。

芹川樹

うん、そうだよ？

紫夜 (you)

楓弾いてみてよー久しぶりに！

真田楓

いいけど、使っていいの？

三鷹雪

ま、待って？真田さん、弾けるの？

真田楓

え、うん。一応5歳から中学までやってたよ？

芹川樹

あ！そういうこと！

三鷹雪

キーボード！いなかった！

碧未翔

なるほど、

真田楓

え！？キーボード！？ちょ、え？

三鷹雪

メンバー。なってくれない？

紫夜 (you)

おぉーすげー！

真田楓

あ！分かった！私が入るなら、条件1つ！

芹川樹

叶えられるものなら何でも！

真田楓

あなたも入れて。

紫夜 (you)

ふんふん、……えええぇっ！？

碧未翔

いいな、それ。お前何できんだ。

紫夜 (you)

え？私楽器やだよ？

芹川樹

それならボーカルは？俺今、ギターと兼用だからさ！変わってよ！

紫夜 (you)

えぇ、ボーカル？私歌そんなに…

真田楓

う・ま・い！

真田楓

コイツの言葉信じるなよ！？カラオケ100か、90しか出さねーぞ！？

芹川樹

ええぇっ！？凄っ！

三鷹雪

そ、それはもう決定で、

紫夜 (you)

楓キャラ崩壊酷いよね。

真田楓

あ、ごめん。で、誰が何？

三鷹雪

あ、えっと。

ボーカル…あなた

キーボード…楓

ギター…樹と？？(次回で詳しく✨)

ベース…雪

ドラム…翔

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第17話えぇっ？感謝と！詳細ですっ！

MlRAN(ФωФ)

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好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。