家督
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ピーンポーン
「はーいどーぞー開いてるんでー」
ガチャ
MM「いや開いてるんでーじゃなくて
戸締りくらいしなさいよ!この階3部屋しかないからって、もう」
「ごめんて🙏」
MM「まあ許すけど気をつけてよ」
「ハイ」
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ピロン__
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MM「誰から?」
「ん?誰からか来てた?」
MM「うん、かとく」
「貸して
ゲッ。。」
MM「どしたの」
「い、今の誰からだったとか見ました?」
MM「クラスのイジミン?」
「あ、ああああそうそう!!」
うちのクラスにジミンがいてよかったわ、
コンコンッ
JM「あなたーーー」
「わっ!!!!!どふょおお
もも!ちょっと待って目と耳と鼻と口つぶれ!!」
MM「えぇ?、んん、そんなことできん!」
JM「入るよー?」
「だめ!!!あと1分待って!」
JM「1分も外で待てない、」
ガチャ
MM「………え、」
「だから言ったのに…」
JM「おじゃましまーす」
なんだ、綺麗にしてるんだね
なんて活気なことを。
あなたね、よくもここに入って来ましたね
待ってって言ったのに
まあ待ってもらったところでドアははそこしか無いしどうしようもないけどね←
JM「あなたの友達ですか?」
MM「私に話しかけてる?……は、はい」
「こんな簡単にバレて大丈夫なの?」
ちょっと
私だけが
知ってる秘密に
したかったな、なんて
口が裂けても言えないよね
なんせ彼が
世界的に有名な
___防弾少年団のジミンなんだから。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。