第6話

第5話〜隣の有名人〜
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2018/04/30 06:04
「なんですか…?」

そこには少し眠たそうな顔をした人が居た…

凄くかっこよくて…優しそうで…いい人そうで…。

その人は












嵐の大野さんだった…


私はびっくりして少しの間固まってしまった。

「あ、え、えっと… 1601号室の○○あなたと申します。昨日引っ越して来まして…これ良かったらどうぞっ…」

顔を赤めて恐る恐るお菓子の入った袋を渡した…

「あ、どうもっ 顔赤いですけど大丈夫です?」

「え、あ、は、はいっ大丈夫です」
少し動揺しながら私は答えた。

「大野智です。よろしくお願いします。」

「あ、嵐の大野さんですよね?」

「はい。そうです…。」

「び、びっくりしちゃって…ごめんなさい笑」
私は焦りながらも笑みを浮かべた。

「で、ですよね笑 あの一つだけいいですか?」

「はい…なんでしょうか?」

「お友達さんなどには俺がここに住んでいる事は内緒で…笑」

「も、もちろんです!!」

「面白い人ですね笑」

「え!?」
何が何だか私は分からなくなってしまった。

「それじゃあまたっ」
大野さんはにこっ優しい笑顔を見せた。

「は、はい」

そして私は他の人にも挨拶をした。

家に帰るとお母さんから沢山の通話が来ていた。

あ!電話するの忘れた…。

急いで電話をかけた。
「ごめん。お母さん!!忘れてた笑」
お母さんは言った。
「もう、心配したのよ!それで部屋気に入った?」

「いやー落ち着かないよ、こんなに広い部屋」

「とっておきの部屋でしょふふっ」

ある意味とっておきの部屋だと私は思った。

「あ!あのね!!隣人さんに…」

お友達さんには俺がここに住んでることは内緒で… あの言葉が頭をよぎった。

いくらお母さんでも言わない方がいいよね…。

「隣人さんがどうしたの?」

私は
「隣人が優しそうな人だったの!!」こう言った。

「それは良かったじゃないの!」

「うん!なんとかやってけそうって感じかな…笑」

「釣りばっかしちゃだめよ笑」

「分かってるってー笑」

私は釣りが趣味だったのだ。
引越ししてまだ3日も経ってないけど釣りに行こうかな…笑私はそう思って電話を切った。

釣り道具もなぜか持ってきちゃったし笑
よいしょっと
私は釣り道具を持って家を出た。

すると大野さんも釣り道具を持っていた。
私は
「あ、どうも笑」と言った
大野さんが
「釣りするんですか?」と興味深そうに聞いてきた。
「結構前から趣味で笑」と言うと
「一緒に海釣りしません?」と誘ってきた
最初は迷ったが海釣りもしたいなと思い誘いに乗った。
「なら決まりですね。」あの時と同じ笑みを浮かべた。

まさか、私が大野さんと魚釣りに行くなんて…。









*有名人さんのお名前をお借りしていますが
一切有名人さんとこの物語との関係はありませんので有名人さんの評価などが下がらないようにお願い致します。

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