彼と、初めて会ったその日。
キラちゃんが
やってくるまでの
1時間。
わたしたちは、
たわいもない会話をした。
彼が、キラちゃんとLINEをしている。
チラッとみえた携帯の待ち受け画面が、
猫の画像で、
わたしは、思わず、
そう言って、待ち受けを見せてくれた。
距離が近づいたとき、
ふわりといい匂いが、した。
嗅いだことがない匂いなのに、
懐かしい。
こぼれ落ちた。
自然にそう聞いていた。
彼と、初めて会ったその日。
キラちゃんが
やってくるまでの
1時間。
わたしたちは、
たわいもない会話をした。
彼が、キラちゃんとLINEをしている。
チラッとみえた携帯の待ち受け画面が、
猫の画像で、
わたしは、思わず、
そう言って、待ち受けを見せてくれた。
距離が近づいたとき、
ふわりといい匂いが、した。
嗅いだことがない匂いなのに、
懐かしい。
こぼれ落ちた。
自然にそう聞いていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。