第7話

Seven
1,077
2019/01/04 00:36





次の日は、いろんなことがあった。













あなた

おはよ








昨日あんなことがあったから、





さすがに迎えに来ないかなって思って







いつもみたいにドアを開けたら、









あなたがいた。




















亜嵐
お、おはよ…
あなた

おはよ。…って、2回目じゃん






普通に笑うあなた。













いつも通りかな…
















でも、





















亜嵐
…あなた、昨日はごめん
あなた

いやいや、私こそ、なんかごめんね

亜嵐
なんであなたが謝んの…
あなた

…いつも迷惑かけてばっかだし。…朝も、別々に行ったほうがいいのかな、なんて







この時、俺が、







“そうだね、そうしよう”












って言えてれば…。











亜嵐
いや、これからも一緒に行こう
あなた

うん。そうだね。ごめん変なこと言って

亜嵐
俺もごめん












そのあとはいつも通り2人で学校に行って、




友達が来て分かれた。

















































涼太
亜嵐くん、ちょっと話したいんだけど
亜嵐
うん…?なに?
涼太
来て









涼太に呼び出されるのは初めてだった。











涼太
昨日さ、見ちゃったんだよね
亜嵐
なにを?
涼太
亜嵐くんと、あなたが一緒にいるところ
亜嵐
えっ…
涼太
昨日も言ったけど、俺はあなたのことが好きなの
亜嵐
うん。
涼太
だから…っ













そういうことか。











亜嵐
わかった。じゃあこれからは協力するし、邪魔しないから。
涼太
ありがとう













なんで俺が、








こんな辛い思いしなきゃいけないんだよ。

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