第2話

Two
1,414
2019/01/04 00:35
亜嵐
へぇー、そうなんだ











正直これが精一杯の返事で、






何ひとつ気の利いたことができなかった。




















あなた

誰かって聞かないの?

亜嵐
んー、誰?
あなた

なにそれー











そういってあなたは笑うけど、











俺は今まで感じたことがない気持ちで溢れてた。
























あなた

あのね、…涼太くん、なんだ

亜嵐
よりによって、涼太かよ…っ
あなた

え?








口に出さずにはいられなかった。









亜嵐
んーん、なんでもないよ。頑張ってね
あなた

ありがと!あ、でも、亜嵐のことも好きだからね!

亜嵐
おう、







いつものことだから、









大丈夫。




















ただ応援して、







だめだったら慰める。









もしうまくいったら、









また応援する。

















それだけのこと。


























あなた

ねー、今日亜嵐ん家行ってもいい?

亜嵐
なんで?
あなた

え、だって、話したいし

亜嵐
うん、いいよ
あなた

ありがとー!ほんっとに、亜嵐に感謝!

亜嵐
どういたしましてー


































俺の方が、




好きなのに。

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