第9話

Nine
1,030
2019/01/04 00:37










全ての授業が終わった。



今日は部活があるから…













亜嵐
…っ、







いつもの癖で、







“今日部活ある”






って、連絡しようとした。

















亜嵐
あー、もう!









むしゃくしゃして、





早く部活に行こうと思った、その時、







涼太
あなた!
あなた

涼太くん!





教室のドアの前で、ふたりが待ち合わせてた。








涼太
じゃー、帰ろっか!
あなた

うんっ
















 

きっと今日告って付き合って、















うまくいくんだろうな…




























あなた…



俺の気持ちに、気づかないかな…


































メンディー
亜嵐…亜嵐?
亜嵐
…え?
メンディー
どうしたの?
亜嵐
あー…、いや、なんでもない。疲れてるだけ。




嘘ではないから、傷つかない。










メンディー
そっか。なんかあったら言えよ











たしか前に、メンディーには話した気がする。



あなたのことが好きだって。



















気付いてても、無理に聞かないで言わないところが、





いいところだと思う。














亜嵐
ありがとう
メンディー
ん?なにが?







 
今頃2人、何してんのかな、


































って、











考えたくもないのに。
 

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