翌朝、あなたは何故か早く起きてしまい二度寝をしようとしても寝れなかったため、生田家の別荘の近くの海に来ていた
ザブーンと波の音を聞きながら堤防の上に座って海を眺めていた
振り返るとまいが立っていた
あなたは昨夜のこともあって、なんとなく意識してしまい、会話を続けられなかった
2人は何も話さずに海を眺めていた
その時、あなたたちの前で犬の散歩をしていた親子の子供が持っていたタオルを落としてしまった
あなたは堤防から砂浜に飛び降り、砂浜を走ってタオルを拾い、子供に届けた
いつの間にかまいも砂浜に降りてきていた
と、2人で話していたら俺の足のとこまで波が来た
すると、まいはニヤッととして
といい、あなたを海に押し出した
あなたはバランスを崩し、尻もちついてしまった
あなたがまいの手を引いたので、まいも靴のまま海に入ってしまった
2人は傍から見るととてもラブラブなカップルみたいに水をかけあった
2人は皆に怒られてしょんぼりした
それから俺たちは海で遊び、別荘に帰ってきた
別荘に入るとそうはまだ寝ていた
皆はそうを起こさずに朝ごはんを食べていた。するとご飯の匂いでそうが起き、今朝のことを話すとずるい!と言った。それから別荘を片付け、生田父が迎えに来てくれた車で帰宅した
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!