俺たちは順調に勝ち進み、Bブロックで優勝した。
コートに入り、円陣を組む
熱い円陣が終わり、整列する。相手は予選トーナメント出場常連チーム…俺たちは初出場…
でもそんなことは過去のこと!俺たちは勢いのままに勝とうと意気込んでいた。
しかし、現実はそんな甘くない…第2クオーターまででは32:39で負けている
澤部先生の言葉を聞きながら、貰ったドリンクを飲みながら、チームメイトを見る
ふーまがそう言って頬をつねってきた
ピーッ
応援団からの声援も飛ぶ
そう意気込むも、点差は離れもせず、近づきもしなかった…
ピーッ
すると、ヨッシー先輩が3番のカードをもってコートのところに立っていた
斎藤と交代だ
そう言ってヨッシー先輩はコートに入ってくる
ヨッシー先輩は不思議な人だ。変に空気を読むのが上手い…少し、コート上のメンバーの顔が和み、また気合を入れ直す。
ヨッシー先輩が入ってからコートの空気が変わった。ヨッシー先輩はチームに声をかけながらプレーをする。アドバイスも的確で観察力がすごい
気づくと第3クオーターが46-48で2点差に縮まって終わった。
ピーッ
第4クォーターが始まる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。