〜真司郎side〜
俺はあなたを丁寧にソファに降ろす。
ソファで横になっているあなたの為に、急いでキッチンへ行く。
俺が一方的にあなたの口に水を流し込んだ。
…あなたが余計しんどくなったように見える。
俺は思い切って聞いた。
…でも、返事がない。
俺は安堵の息をもらす。
“俺(おとこ)”の前で、気持ちよさそうに眠っているあなたに手を伸ばす。
「触れたい」
あの日会ったときからずっとそう思っていた。
今回短くてすみません!💦
お詫びといっては何ですが、次回の予告をしちゃいます👍🏻
真ちゃんこと與真司郎と、日坂あなたの出会いの話を書いていきます。
ぜひお楽しみに!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!