中学から今まで何かあった時は必ず自分の腕を切ってた
ただ単に辛かった時も
なにか自分が悪いことした時も
そうすることで楽になれた。
今日は他人の失敗なのに自分が怒られた。
そんな所で喋ってる暇があるならって、
その時僕はひたすらバタバタ走り回ってたよ
話してなんかなかったよなんでこんなに忙しいのになんでお前ら話してるんだよって思ったよ僕じゃない僕じゃない、謝るしかなかった。
気づいちゃった、誰も見てないんだなって、
家帰って速攻でカッター持ってひたすら繰り返して
ふと自分がびびってることに気づいた
ただ単に痛みが怖いのか、
それともどれだけ傷増やしても許されないって思い始めたからなのか、
何が怖くて躊躇してるのかわかんない
ただ今日は自分の頑張りを誰も気づいてくれなかったことが悲しかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。