隼 と 話してたら こんな時間 … !
でも 、隼 は 戻らないのかな ?
戻る 感じ なかったし …
走った 。
" キーンコーンカーンコーン "
もう 、鳴った のか !
やばい ~ 。
遅れちゃう !
後ろ から 隼 が 走ってくる 。
隼 は 急カーブ して 、
教室 に 入っていった 。
足 早いんだな ~ 。
そんなこと 、考えちゃいけない!
今 は 、走らなきゃ !
そして 、やっと 着いた …
授業 が 始まっている 。
うわわわ …
初 呼び出し …
夏希 の 方 を 見ると
と 、口パク で 言っている 。
これからは 、遅れないように しなきゃ …
そんな 、45 分間 の 授業 は 終わり 、
重い足取り で 職員室 に 向かう 。
先生 の 元 へ 行くと
目の前 で 怒られてる 人 が いた 。
何したのかな …
そっちに 気 を 取られていた 。
渡されたのは 大量 の 教科書 。
新しい 教科書 など が 積んである 。
この先生 、まじ 鬼 。
私 、一応 女子 ですからね ?
持ってみると 、ずっしり と 重い 。
職員室 を 出ようと すると
手 が ふさがって ドア が 開けれれない 。
ドア の 前 で 立っていると
亜嵐 クン が 入ってきた …!
私 の 両手 に 抱えている 教科書 を 指さす 。
廊下 に 出た 。
また 、冷たく 当たっちゃった …
緊張 しちゃって 上手く 話せない …
後ろ から 聞き覚えの ある 声 。
" どうしたら 、上手く 話せるのか "
その事 が 頭 に 浮かんできた 。
楽しく 、話したい …
でも 、恥ずかしい 。
なんで 、当てちゃうの!
と言って 、隼 は 戻って行った 。
" 頑張ってください " か …
教室 に 入って 、机 に 教科書 を
ドスッ と 置いて
夏希 の 元 へ 駆け寄る 。
何それ 。
めっちゃ可愛い ~ !
何言ってるの??
ま 、夏希 と いるだけでも 幸せ なのに
それが 、より 幸せ に 見えたのかな ?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!