第6話

前のように
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2018/05/23 11:57
〜自宅〜







家に着くと、メールが来ていたことに気づいた。








いいメールじゃ無かった。









ウザイ。奏に近づくな。奏は私達の友達なの。








そう書いてあった。







誰からかは不明だった。








でも、クラスの誰かだと私は思った。











私は、返信しなかった。











見なかったことにしたんだ。







傷つきたくないから。












私は、違うことを考える事にした。







そうすれば、忘れられるかもしれないから。







その時、奏からメールが来た。










『明日カラオケ行かない?』









それだけだった。









私は、もちろん、『行く!』と返事した。













~次の日の朝〜











朝起きると、時間がやばかった。







そして、窓を見た時、奏が居た。










私は、嬉しくて、高速で準備をして、奏の所に行った。







すると、奏が言った。






『寝癖たってる』








奏は、寝癖を直しながら笑っていた。







『しょうがないでしょ。時間がやばかったんだし。』








私が言った。








『そうだな。』






そう言いながら、笑っていた。








事故の前の奏と話しているみたいだった。












『そういえば、今日どうして迎えに来てくれたの?』










私が聞くと、奏が答えた。









『クラスの女子がそう言ってたから。前は、こんな感じだったんだって。』







『そうなんだ。』




私は、何か仕掛けられてるようにしか思えなかった。








『こうやって、やっていけば、記憶も戻るかもしれない。』






奏が急に言った。







『そうだね。そうだと嬉しいな。』







私は返事した。










『でもさ、前にもこうやって一緒に歩いたような感じがするんだ。』








私は、そう聞くと、希望が見えた気がして嬉しかった。












そして、ついに、学校に着いてしまった。

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