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第1話

スタート
493
2018/02/19 15:11




~主人公~


乙坂 未優(私)





~スタート~



これは、どこから広がったのか分からない噂だった。



この噂は、2日前ほどから広まっていた。



その噂とは、深夜0時の電話。


深夜0時に080-6666-8888とかけると、出てくるらしいが、1日に1人だけしか出来ない。


早い者勝ちってことだった。



噂によると、殺したい相手を言うと、翌日には、死ぬみたいだった。



でも、今の私は、まだその噂を信じていなかった。




~翌日~



私が、学校に向かっている途中、隣の同じ制服の人が噂をしていた。


声が大きかったから、結構聞こえた。


その内容が、あの噂で本当に死んだ人がいるって言うことだった。



私は、嘘だと思っていた。





~学校~





私は、親友の奏(かなで)と一緒に体育館に向かった。


私の親友は、名前と同じで、男っぽい性格なのだ。



でも、その性格がいいらしくて、この学校では、先輩や後輩どちらからも、人気だ。



体育館に着くと、椅子に座った。



私の学校では、朝礼が毎日ある。


座る場所は、好きな所でいいとなっている。



だから、私は、毎日、奏と座っている。



しばらくして、朝礼が始まった。


私は、今日もつまらない話かなと思ったから、スマホをいじっていた。


けど、次の瞬間、とんでもないことを聞いた。




『今日、2年1組 織部 美咲さんが亡くなりました。原因は、不明です。皆さん、知っている事があれば、この後校長室へ来てください。』


そう校長先生が言った。


織部 美咲は、可愛いで有名だった。



1人でいる事が多いい人だった。



もしかしたら、誰かが、あの噂を試したかもしれない。



そして、校長先生が体育館を出た瞬間、女子が笑い出した。


笑いながら言っていた。


『調子に乗ってんのが悪かたんだろ。』



『ぶりっ子だよね。』



『喋り方とかムカつく。』




『男子が寄ってくるたび、可愛こぶってた人?』



『そうそう!』


色々な悪口が聞こえてきた。



その時、奏が私の手を引っ張った。




そして、体育館を出た。




『あーゆうの苦手何だろ?』



奏が聞いてきた。


『うん。ありがと!』



私は、そう言った。


私は、助けてくれて本当に嬉しかった。







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