第12話

太陽の近くの人影の正体は…
230
2018/08/01 05:08
今日も机の中は、ゴミだらけ。







奏にバレるのがやだのか、見えない所にばっか、何かをしてくる。










私は、ゴミを持ってきた袋に入れて、綺麗にした。












こんなことでくじけない。













その後、私は、何事も無かったように座った。













そして、一時間目。













体育の授業だ。










私は、着替えようと自分のロッカーに取りに行った。












けど、無くなっていた。











誰がやったか?











そんなの分かりきっていることだ。











どうせ、また、アイツらだ。













こんなことして、何が楽しんだか。













そんなことどうでもいいか。













私は、先生に言いにいった。












『体操着が朝は、あったのに無くなってました。』













アイツらが笑っている。












アイツらは、私がこう言うと最初から思ってたんだろう。















だが、私は、そんな都合よくない。














先生が何か言おうとした時、私は言った。











『ごめんなさい。冗談です。本当は、忘れただけです。』














私がそう言うと、先生は、ほっとしたような顔をしていた。













私は、見学してて、と言われたのを無視して、サボった。













最近、結構サボってるな。













屋上で横になりながら思った。















太陽が眩しい。












その時、私は、驚いて起き上がった。












太陽の近くに誰かいた。











確かにいた。










誰だ?
















私は、気になった。












その時、声がした。












『ぼくだよ。』











また、この声。














何故か、私にだけ聞こえる声。















私は、誰も殺さないって言ってるのに。











しつこいな。














私は、そう思った。










すると、『しつこい?』と聞いてきた。














何で分かったんだ?










まさか、心が読めるとか?










ありえないよな。
















そんな事ない。














私は、何も返事をしなかった。










そして、私は、いつの間にか、眠ってしまっていた。







プリ小説オーディオドラマ