私は2人にありったけのご馳走をした
それはもうお腹いっぱいになって眠くなるレベルに
2人は寝てしまった
この隙に…
ちょっと驚かすだけのつもりだった
でもこの行動が我が身の破滅を招くとは思いもしなかった
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1人を檻に閉じこめた
そしてもう1人に料理を作らせた
そして檻に入れた方に食べさせ食ってやる
って脅して注意しようとした
生憎私は目が悪く食べているのかぼやけて全く見えない
それだけで食べてるか判断していた
餓死されては困るからな
そして女の方にこういった
女の方は
「やり方が分からない」
といった
今どき暖炉に火を灯すなんてマッチでやればいいのに
そんなことも習わなかったのか可哀想に
どれお手本を見せて学ばせてあげよう
そして男の方をおりから出して
人の物を取ったり食べたりしないこと
見知らぬ家に入らないことを教えてやろう
なんて思って暖炉に近づいた
すると後ろから押されて暖炉に突っ込んでしまった
何だこの暑さは
腰の方が燃えてるきがするぞ
そうかマッチで腰に火をつけて私を押したのだな
そう考えているうちに火は薪に移りさらに激しく燃えた
私は魔女…火に弱いのだ
このままでは消滅してしまう
最近の子は鬼畜すぎる
燃え広がる炎の中
私は消滅した
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2人は何とか家に帰り父と出会った
母は何故か死んでしまったという
HappyEndそう呼ぶにふさわしい雰囲気だろう
だが私は違う
ちょっと注意しようとしただけなのに
我が身の破滅を招いてしまった
完全に
BADENDだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。