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第2話

d a y 1 .
321
2018/12/03 06:26
私、花沢あなたは4月から大学生になりました。


勉強や初めての一人暮らしなどで大変だけど毎日が楽しいです。


私の家の近くには昔からある商店街があって、小さい頃からよく行ってました。


そこに昔から気になっていたカフェがあるんですけど…



私はコーヒーが苦手で行けてないんです…。



まだあまりコーヒーを飲めないんですけど頑張って行ってみようかなって思ってます!




~放課後~




あなた
「ね、友実」

友実
「何?あなた」

あなた
「あの商店街のカフェ、今日行ってみようかなって思ってるんだけど…」

友実
「本当!?遂にコーヒーデビューかな?」

あなた
「そうなるといいんだけどね〜…笑 でさ、1人じゃちょっとあれだから一緒に行ってくれない?」

友実
「ごめん、この後ちょっと予定入ってて…」

あなた
「そうなのかぁ~…」

友実
「ごめんね…でも1人カフェもいいんじゃないかな?あなたなら大丈夫だよ!」

あなた
「ほんとに?…行ってみようかな…」

友実
「うん!行ってきなよ。あなたの初コーヒー見たかっな~。なんか動画撮ってよ笑」

あなた
「そんな余裕ないよ!笑でも行ってみるね。頑張るわ!」

友実
「うん!頑張れ!!じゃ、明日ね」

あなた
「うん、じゃーね!」

友実と別れてそのカフェに行くことにしました。



~カフェ前~



あなた
「来ちゃったな〜…なんかわからないけど緊張する…」




いよいよ初カフェ。

こんなに緊張するとは思ってなかった。

『ちゃんと飲めるといいな』

そう思いながら扉を開けた。




店員
「いらっしゃいませ。おひとりですか?」

そう、声をかけてくれた店員さんを私は見た。

あなた
「…」

喋ることができないくらい見とれてしまった。

店員
「お客様?」

あなた
「あっ、ごめんなさい…ひ、1人です」

店員
「わかりました。こちらの席へどうぞ」

そう案内されて席に座った。







優しく声をかけられ笑顔が素敵な店員さん。






名札には『Yamada』と書かれていた。







私は多分その店員さんに”一目惚れ”してしまった。






この先どうなるかなんて





私はまだ知る由もなかった。

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