人混みの中をあなたと2人で歩く。
東京ってなんでこんなに人が多いんだろう。
会話も大きな声でないと聞こえない雑踏の中、
後ろから聞こえたものの、
人が多すぎてなかなか後ろを見れない。
心配になって、前を向いたまま後ろに手を伸ばす。
すると、あなたの手はしっかり俺の手に収まった。
強く握られた手はすごく安心する。
それと同時に離したくなくなる。
こんな感情はきっと、
彼女にだけの特別なやつ。
☆☆☆作者より☆☆☆
今回は短かったですね(笑)
いつも読んでくださる皆さん!
本当にありがとうございます!感謝しかないです!
これからもよろしくお願いします!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!