昨日、スンチョラと付き合ってるふりするってことになったのはいいけど、、、
正直、いつもと変わりません。
(ジミンちゃんキャラ崩壊しちゃってますよねぇ……ジンさんっぽい…… by作者)
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
興味無。
あ、レアちゃんジミナに恋人繋ぎ!!
まぁ別に手なんか繋いだところでね〜ㅋㅋㅋ
誰も見てないよね〜
私がなんて答えようか迷った時、真っ先に答えたのはスンチョラだった。
何それ。意味わかんないんだけど?
そう言い残して、私はスンチョラと手を繋いで教室に向かった。
はっ……
まだ、、、好きだったのにな、、、
ぎゅうっ……
スンチョラは私の背中をポンッ、ポンッとテンポよく叩いてくれた。
スンチョラの声が優しく、私の心に響いて、、スンチョラの胸の中で泣きざるを得なかった。
どうしてこんなに辛いかなんて、聞かれなくてもわかってる。
私がまだテヒョンのことを愛してるからだ。
浮気した、最低なキム・テヒョンが好きだからだ。
テヒョンを忘れられないのは、いつも隣で私を支えてくれていたから。その、優しいテヒョンが私の胸の中に残っているから。
忘れたいのに忘れられない。
テヒョンを忘れたいけど忘れたくない。
テヒョンが好きなのに、私ばっかりテヒョンに夢中で、
もう、、、辛いだけだよ……
時計を見れば、9:06だった。
私だけ遅刻扱いならまだしも、スンチョラまで巻き込んでしまって、、、少し申し訳ない。
後ろに立っていたのはまさかのユンギ先生。
この先生怖いんだよ……
あ、以外と優しい!!
ほらさっさと行け。ってめんどくさそうに言うユンギ先生に少しだけ、かっこいいなって思ったりして
スンチョラと2人で走って教室に向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。