第5話

告白
273
2020/06/07 07:05
スンチョル
スンチョル
ユンギ先生、見逃してくれてよかったな
あなた

うんㅋㅋㅋㅋ絶対見逃してくれないかと思った。

スンチョル
スンチョル
俺もㅋㅋㅋ
あの後、ソクジン先生には、お腹が痛かったと伝えた。
えぇ!?大丈夫!?って大騒ぎされたことは、黙っておく。
スンチョル
スンチョル
てか、大丈夫か?
あなた

……うん!平気!ありがとう!

スンチョル
スンチョル
ならいいけど、
スンチョラ心配そうに私の顔を覗き込んでくれた。
正直もうテヒョンアのことなんてどうでもいいわ。
スンチョル
スンチョル
あれ、あなたさ、シャドウ変えた?
あなた

えっ、分かる!?あのシスコンジミナでも分かんなかったのに!!

スンチョル
スンチョル
なんか、前のも似合ってたけど俺は今日のやつの方がいいかな。
あなた

本当に?じゃあこれからはこっち付けてこようかな。

スンチョル
スンチョル
そーして。
え、なんかさ、カレカノっぽくない!?ねぇ、いい感じだよね!?
女子「えっ、あなたちゃん達付き合ってるの?」
あなた

えっ、

これはなんて言うべき?
うんって言う?それとも違うって言う?
どっち!?
スンチョル
スンチョル
付き合ってるよ。ね?
あなた

え、あ、うん!

私が答えに迷ってたら、スンチョラが答えてくれた。
女子「あれ、でもあなたちゃんって、キム・テヒョン君と付き合ってなかった?」
あなた

あー、、、別れたの。

女子「あ、そ、そうだったんだ、なんかごめん」
あなた

ううん、大丈夫

皆、私がテヒョンと付き合ってたことは、知ってるんだよね。
別れてすぐ違う男と付き合ったって(仮だけど)聞いたら、皆私のこと軽いやつだって思うのかな。
正直、私はテヒョンとまだ別れたくなんかない。
だって好きなんだもん、浮気されても。まだあいつが大好きなんだもん。
スンチョル
スンチョル
はー、なぁお前が元気ないと調子狂うんだけど?
あなた

あ、ごめん。

スンチョラが、机に突っ伏せてた私の顔を覗き込むように、上目遣いで言った。
スンチョル
スンチョル
仮でも付き合ってるんだから、それらしい振る舞いしろよ?じゃなきゃ復讐できねーじゃん。
スンチョラがポンポンと私の頭を叩くと、トイレに歩いて行った。
そうだね、仮でも付き合ってるんだもん。
ちゃんと彼女らしいことしなきゃ
そのまま、寝ようとしたら
名前を呼ばれた
テヒョン
テヒョン
……あなた、
あなた

テヒョン……、、、何?

テヒョン
テヒョン
本当に……、俺たち終わりなの、?
あなた

……終わりだよ。テヒョンが浮気したんじゃん。

テヒョン
テヒョン
あれはっ……、ただの誤解でっ……!!
サラン
サラン
テテ〜!!サラナに会いに来てくれたのぉ?
テヒョン
テヒョン
ちょ、、サラナ……
あなた

はっ……

呆れてものも言えないってこのこと。
私の彼氏に手を出して、挙げ句の果てには見せたかってわけ?
テヒョンもテヒョン。
私と終わりにしたくないくせに、どうしてこの女を突き放さないの?
意味わかんないんだけど。
あなた

サランちゃん、テヒョン君とお幸せに

サラン
サラン
えへへっ、嬉しいっ!ありがとうっ!!
テヒョン
テヒョン
あなたっ!!
あなた

……、テヒョン君、ありがとう。

サラン
サラン
テヒョン
テヒョン
あなた、、まって、ねぇっ!
スンチョル
スンチョル
あなた〜……って、どーした?
あなた

……何もない^_^行こっか、

スンチョル
スンチョル
うん。
テヒョンに、今までこんな私と付き合ってくれていたお礼を言って
廊下に出た。そしたらタイミングよく、スンチョラが帰ってきた。
スンチョラが、私の異変に気付いたのか、手を握ってくれて、安心感からかまた涙が出そうになった。
でも、、、もうテヒョンのために涙なんて流さない。
もう、恋なんてしたくないよ。
スンチョル
スンチョル
……、なんか合ったら言えよ〜?お前すぐ溜め込むんだから。
階段の下で慰めてくれるスンチョラ。
あなた

ねぇ、なんで最近こんな優しいわけ?調子狂っちゃうんだけど

スンチョル
スンチョル
優しくする理由わかんねーの?
あなた

うん。

前までは、そんなに食ったら豚になるぞ?とか
やっぱお前パボだなパボだなㅋㅋㅋㅋとか
テヒョンと付き合った時なんか、お前とキム・テヒョンじゃ釣り合わねーよ
って言ってきたのに。
最近は、なんか合ったら頼れよ。なんて、言ってくるようになって……
どうしてか最近のスンチョラは、人が変わったかのように優しくなった。
スンチョル
スンチョル
……、、、そりゃ好きな奴が悲しんでたら優しくするだろ。
あなた

え、?

スンチョル
スンチョル
……、何もねぇ。忘れて。
あなた

無理、、、でしょ、普通。

だって今聞いちゃったもんね、?
スンチョル
スンチョル
……あぁ!!だから、もういいわこの際。言うな。俺お前が好きなんだけど
あなた

……っと、

スンチョル
スンチョル
お前がキム・テヒョンのために涙流してるところ見るとすっげぇ嫌だし、なによりもキム・テヒョンに腹が立つ。
スンチョル
スンチョル
あいつはあなたに思われてんのに、浮気なんかしてあなたのこと泣かして。どうしてそんなことできんだよって思う。俺はこんなにお前が好きなのに、お前は俺なんか見ないであいつのことばっかり見てるんだもん。
スンチョル
スンチョル
正直、付き合ったって聞いた時も、うわ終わったって思った。でも、浮気されたって聞いてすっげぇ嬉しかったんだよなㅎㅎㅎごめん
そんなこと言われたら怒ろうにも怒れない。
あなた

私……、

スンチョル
スンチョル
わかってる。まだ返事はできないだろ、ㅋㅋㅋだから、待ってるから。返事してくれるの。
あなた

……、ごめんね

スンチョル
スンチョル
謝らなくてもいいよㅋㅋㅋお前がどんだけあいつのこと好きかってことくらい知ってるから。だから、ちゃんと答えが出てからでいい。
あなた

わかった。

スンチョル
スンチョル
告白したからって、気まずくなるの禁止な?まだ答えもらってないから、成功したか成功しなかったかなんてわかんねーわけだし。
あなた

うん、そうだね!じゃあ教室戻る?

スンチョル
スンチョル
そだな。
私とスンチョラはまた教室に戻った。
私、しっかり考えてみるよ。
スンチョラのためにも自分のためにも、
テヒョンのことにけじめをつけないと。
































カトク
あなた

テヒョン、話がある。今日一緒に帰れない?

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