第34話

34の段
4,777
2021/01/04 06:48

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予算会議から数日後のある休みの日、






乱太郎、きり丸、しんベヱが朝ご飯を食べに食堂へ向かうと、









いつもの元気な食堂のおばちゃんの姿はなく、代わりに
貴方
貴方
あ、3人とも、おはよー!
乱太郎
乱太郎
あれ、あなたちゃん!
割烹着を着たあなたが笑顔で立っていた
しんベヱ
しんベヱ
食堂のおばちゃんは?
貴方
貴方
野菜を買いにいったよ。町の朝市で安く手に入るからって
きり丸
きり丸
でも、なんであなたが食堂に?
貴方
貴方
お留守番頼まれたの笑

みんな、どっちにするの?とあなた
しんベヱ
しんベヱ
僕、A定食とB定食!
貴方
貴方
はいよ笑  乱太郎ときり丸は?
乱太郎
乱太郎
私、B定食!
きり丸
きり丸
俺はA!
貴方
貴方
AとBが2つずつね、はいどーぞ!
3人があなたからお盆を受け取っていると、










不意に廊下が騒がしくなり、5年生と6年生がわらわらと食堂に入ってきた
小平太
小平太
おばちゃーん!私、B定食!……ってあれ?
小平太
小平太
おばちゃん、なんか縮んだ?
文次郎
文次郎
んな訳ねぇだろ、バカタレ
貴方
貴方
先輩方、おはようございます笑
勘右衛門
勘右衛門
おはよあなた^^  
食堂のおばちゃんはどうしたの?
乱太郎
乱太郎
食堂のおばちゃん、町の朝市に出かけたそうです
仙蔵
仙蔵
なるほどな。なかなか割烹着姿もサマになっているぞ
貴方
貴方
ほんとですか?嬉しいです!
留三郎
留三郎
あなたが……割烹着……【悶絶】
伊作
伊作
留三郎……笑
兵助
兵助
あなたちゃん、A定食3つとB定食2つ、お願いできる?
長次
長次
……モソ…A定食2つと……B定食4つ……
貴方
貴方
分かりました!

あなたは兵助と長次から注文を聞き、配膳していく










留三郎が膝から崩れているのは気になったが、









先輩方が放っているので、大丈夫なのだろう と思った









しばらくして、またバタバタと廊下を走る音が聞こえ、









何かと思えば、1年い組の一平が食堂へ駆け込んできた
乱太郎
乱太郎
あ、一平おはよー!
一平
一平
乱太郎、食堂のおばちゃんは?
貴方
貴方
食堂のおばちゃんなら、今出かけてるけど……
一平
一平
そんなぁ……
きり丸
きり丸
……どうかしたのか?
一平
一平
彦四郎が風邪引いちゃって…
勘右衛門
勘右衛門
彦四郎、風邪引いたのか?
一平
一平
それで、食堂のおばちゃんにお粥を作ってもらおうと思ったんだけど……

おばちゃんがいないなんて……と落胆する一平に、








あなたはあのさ、と声を掛ける
貴方
貴方
お粥、作って持ってってあげようか?
一平
一平
え、作ってくれるの?
貴方
貴方
もちろん!私ので良ければだけど笑
一平
一平
助かるよ!ありがとう!
貴方
貴方
とりあえず、朝ご飯食べたら?
一平
一平
うん、そうする!
乱太郎
乱太郎
じゃあ私、お薬持って行くね!
一平
一平
乱太郎もありがとう!

食べ終わった乱太郎は、医務室へ走って行き、









あなたはお粥の準備を始めた









途中、あなたが
貴方
貴方
久々知先輩!先輩の豆腐、使ってもよろしいですか?
と言うと、
兵助
兵助
俺の豆腐使ってくれるの!?✨
もちろんだよ!
作業場から取ってくるね! と兵助は上機嫌で食堂を出ていった
しんベヱ
しんベヱ
僕もお粥食べたぁい……♡
貴方
貴方
はいはい笑








仙蔵
仙蔵
ああしてみると、本当に食堂のおばちゃんのように見えるな
留三郎
留三郎
….俺もあなたのお粥食いたい……
伊作
伊作
うん、一旦黙ろうね留三郎^^

--------キリトリ線--------



あけましておめでとうございます!










茉莉彩です!









年明けちゃったね!早いね!←










駄作者ですが、本年もどうぞよろしくお願い致しますm(*_ _)m









次回も見てね!










ばいちゃ(*・‐・*)/

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