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ある休日、図書室で勉強していたあなたは
急な呼び出しにより、学園長先生の庵を訪れていた。
居住まいを正し、そう聞く彼女に、
呼び出した学園長先生は一通の手紙を差し出す。
一瞬、図書室に置いてきた勉強の残りが脳裏によぎったあなただったが、
別に急ぎでもないので、こくりと頷いた。
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誰かを誘おうか否か考えながら長屋の廊下を歩いていると、
ちょうどいいタイミングで、部屋から出てくる金吾と鉢合わせた。
私服なんか着ちゃって、と金吾。
一緒に行く?と聞くと、金吾は あー、と気まずそうに
と言った。
彼を含む体育委員会は、体育委員長で、暴君と呼ばれる小平太に
「委員会活動及び鍛錬」と称して、裏々々山まで走り込みで引きずられているらしい。
実際あなたも、部屋の前の廊下でぶっ倒れている委員会帰りの金吾を何回か救助したことがあった。
じゃ! と裏門の方に駆けていく彼の背中を見届けてから自分も正門に向かう。
行ってらっしゃぁ〜い、という小松田さんの間延びした声に見送られながら、
あなたは兵庫水軍の海へと向かったのだった。
--------キリトリ線--------
お久しぶりです!茉莉彩です!
諸事情により、WiFi環境のない場所にいたため、投稿できずにいました💦
これからも暖かく見守っていただければ幸いです
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ばいちゃ(*・‐・*)/