帰ったら何しようかなぁ…
まだカンストしてないゲームをカンストさせるか……もしくはお菓子でも作ろうかな
そんな事を考えてると後ろから誰かに声をかけられた
「ねぇ!君もサッカー部に入るの?」
『え?そのつもり…だけど…』
…うん、そのつもりだけど…誰だこの少年
私記憶喪失なのかなぁ、ほんとに誰かわからないのですが。
私が思考を巡らせていると
「あぁ、急に声かけちゃってごめんね。俺は松風天馬!さっき、入部届け出してるの見て…思わず声かけちゃった…(笑)」
少年…松風くんが話し出した
『あ、なるほど…入部届け出した時に見かけたのね…(笑)私は涼月天あなたです。』
私も軽く自己紹介をする
天馬「あ、俺のことは天馬って呼んで!えっと、涼月天さんもサッカー好きなの?」
天馬は私に質問をしてきた
私にとってサッカーは…好きとか嫌いとかじゃない。存在理由。
強くなければ意味がない……
ってそんな事言ったらヤバい奴だって思われちゃうか(笑)
とりあえず適当に返事するか……
『うん、サッカー、好きだよ。あと、私のことはあなたって呼んで。涼月天って、言いにくくない?(笑)』
天馬「うーん ごめんだけど、確かに言いにくい…かも(笑)じゃあ、あなたって呼ぶね!」
『うん(笑)ごめんね、私 そろそろ帰らなきゃ…じゃあ、また今度…入部テストの日、かな?お互い頑張ろうね』
天馬「うん!じゃあまた今度」
私は天馬に さよなら、と挨拶をして その場を離れる
まぁ、別に家に帰る理由は特にないけどね☆
私は お家に帰ると決めたら さっさと帰りたいの。なるべくはやくね…!
さーて、お家に帰ってゆっくりしますか!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!