『ふわぁぁぁ…』
めっっちゃ眠い……
今日は部活の朝練&私のクシ探し がある
ということで朝早く起きました。
めっちゃ眠い……
とりあえず準備して学校行かなきゃなぁ…
着替えて朝ごはんを食べ、髪を結ばな…ってそうだクシ無いんだった()
あーもう手ぐしでテキトーに整えて学校行かなきゃじゃんんんん
もういい知らない早く行こう(((
私は学校へと向かった
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(学校着)
『ねぇぇぇクシどこぉぉぉぉ』
私はロッカーをガサガサとあさり探すが、クシは見つからない
あーもうゴム緩んで落ちてくるし私のクシどこよぉぉぉぉ
霧野「お前、1人で何叫んでるんだ?」
『きりのせんぱい!?』
霧野先輩にいきなり声をかけられ、驚いてしまう
『お、おはようございます』
霧野「あぁ、おはよう。で、1人で何してるんだ?」
『私のクシがなくなっちゃったんです。それで、探してました。どんなに呼んでもでてきてくれないんです。』
私は霧野先輩に事情を話す
霧野「やっぱり昨日のクシはあなたのか。昨日、神童が拾ってくれたみたいだぞ。ほら、これか?」
霧野先輩が見せてくれたのはまさしく私のクシ!
『あぁぁぁ!それですそれです!ありがとうございます!!』
霧野「見つけたのは神童だからな。後でお礼言っておけよ」
『わかりましたぁ!本当にありがとうございます!』
私はペコペコと霧野先輩にお辞儀をする
霧野「あなた、とりあえず髪ちゃんと結ぼうか。今にもヘアゴム落ちそうだぞ」
『えっ、あっ、すみません、今結び直します』
私は霧野先輩から受け取ったクシで髪を結び直すが、何故か上手く結べない。
霧野「あー、俺やろうか?」
『え!?い、良いんですか?助かります〜っ』
霧野「任せとけ」
私は霧野先輩のお言葉に甘えて結んでもらうことにした。
霧野「高さ、この辺か?」
『その辺で大丈夫です〜』
霧野「……はい、できたぞ」
『わぁぁぁ!ありがとうございます!私が朝30分髪と格闘してもこんな綺麗に結べないです〜(笑)』
霧野「それは…頑張れとしか言えないな(笑)」
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それから私達は朝練へと向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。