第12話

こんなの30分格闘しても無理だって
1,150
2020/05/13 12:24
『ふわぁぁぁ…』

めっっちゃ眠い……

今日は部活の朝練&私のクシ探し がある
ということで朝早く起きました。

めっちゃ眠い……


とりあえず準備して学校行かなきゃなぁ…


着替えて朝ごはんを食べ、髪を結ばな…ってそうだクシ無いんだった()

あーもう手ぐしでテキトーに整えて学校行かなきゃじゃんんんん

もういい知らない早く行こう(((


私は学校へと向かった

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(学校着)

『ねぇぇぇクシどこぉぉぉぉ』


私はロッカーをガサガサとあさり探すが、クシは見つからない


あーもうゴム緩んで落ちてくるし私のクシどこよぉぉぉぉ


霧野「お前、1人で何叫んでるんだ?」

『きりのせんぱい!?』


霧野先輩にいきなり声をかけられ、驚いてしまう


『お、おはようございます』

霧野「あぁ、おはよう。で、1人で何してるんだ?」

『私のクシがなくなっちゃったんです。それで、探してました。どんなに呼んでもでてきてくれないんです。』


私は霧野先輩に事情を話す


霧野「やっぱり昨日のクシはあなたのか。昨日、神童が拾ってくれたみたいだぞ。ほら、これか?」


霧野先輩が見せてくれたのはまさしく私のクシ!


『あぁぁぁ!それですそれです!ありがとうございます!!』

霧野「見つけたのは神童だからな。後でお礼言っておけよ」

『わかりましたぁ!本当にありがとうございます!』


私はペコペコと霧野先輩にお辞儀をする


霧野「あなた、とりあえず髪ちゃんと結ぼうか。今にもヘアゴム落ちそうだぞ」

『えっ、あっ、すみません、今結び直します』


私は霧野先輩から受け取ったクシで髪を結び直すが、何故か上手く結べない。


霧野「あー、俺やろうか?」

『え!?い、良いんですか?助かります〜っ』

霧野「任せとけ」


私は霧野先輩のお言葉に甘えて結んでもらうことにした。


霧野「高さ、この辺か?」

『その辺で大丈夫です〜』


霧野「……はい、できたぞ」

『わぁぁぁ!ありがとうございます!私が朝30分髪と格闘してもこんな綺麗に結べないです〜(笑)』

霧野「それは…頑張れとしか言えないな(笑)」


┈┈

それから私達は朝練へと向かった

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