金山「フィフスセクターからの指示を伝えます。わが雷門の1回戦の相手は"天河原中”と決まりました。勝敗は2ー0。今年のホーリーロードは地区予選1回戦で敗退です」
冬海「フィフスセクターの決定は絶対ですよ」
円堂「そうですか…失礼します」
私達 サッカー部は理事長室から出た
神童「俺達が1回戦敗退……」
地区予選1回戦で敗退。
指示を聞いたサッカー部の皆はとても悔しそうだ
三国「俺達3年の最後のホーリーロードは1回戦敗退なのか……」
天城「こんなサッカーでも我慢してやっていたのは憧れのホーリーロードの舞台で戦いたかったからだド……それなのに。」
速水「もう棄権してもいいんじゃないですか?わざと負けるようなサッカーをするくらいなら……」
倉間「松風が好き勝手やった結果がこれだぜ」
天馬「……!!」
南沢「こいつだけのせいだけじゃないだろ。
キャプテンの神童が栄都戦でフィフスセクターに逆らったからの方がでかいんじゃねぇの?」
三国「南沢!お前 何をを言うんだ!」
南沢「事実だろ。それで久遠監督も責任をとて辞めたんだ。
神童は家柄がいいからな。内申書がどうなろうと大きな問題じゃない。サッカーで負けたって痛くも痒くもないさ」
神童「…俺は……!!」
神童「…すみません 失礼します」
神童先輩は歩いていってしまった
天馬「キャプテン!待ってください!」
『み、南沢先輩、ちょっと言い過ぎたんじゃ…』
三国「南沢!お前!」
『三国先輩も… お、落ち着いてください』
円堂「やめろ!お前たちが争ってどうする!同じチームの仲間だろ!」
円堂監督が止めに入ってくれる
倉間「監督の考えは古いんですよ。今の"ルール”を知らないんです」
円堂「言ったはずだ 勝つためのサッカーをすると。俺は指示には従わない。
ホーリーロードで優勝を目指すぞ!」
剣城「これは驚いた。フィフスセクターの指示を無視するんですか。」
倉間「…まだそんな夢みたいなこと言ってんのかよ。もういい加減にしろよ…」
倉間先輩がそう言うと他の皆も離れていく
三国「…フィフスセクターの指示を無視したら今度こそサッカー部は潰されます。俺は…監督にはついて行けません」
『三国先輩…南沢先輩…。』
南沢「…ごめんなあなた」
2人もどこかへ行ってしまう
天馬「円堂監督…」
円堂「悪いな天馬、あなた。皆の様子を見に行ってやってくれ。」
『「はい…」』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!