第25話

フィフスセクターからの指示
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2020/06/05 02:29
金山「フィフスセクターからの指示を伝えます。わが雷門の1回戦の相手は"天河原中”と決まりました。勝敗は2ー0。今年のホーリーロードは地区予選1回戦で敗退です」

冬海「フィフスセクターの決定は絶対ですよ」

円堂「そうですか…失礼します」


私達 サッカー部は理事長室から出た


神童「俺達が1回戦敗退……」


地区予選1回戦で敗退。
指示を聞いたサッカー部の皆はとても悔しそうだ


三国「俺達3年の最後のホーリーロードは1回戦敗退なのか……」

天城「こんなサッカーでも我慢してやっていたのは憧れのホーリーロードの舞台で戦いたかったからだド……それなのに。」

速水「もう棄権してもいいんじゃないですか?わざと負けるようなサッカーをするくらいなら……」

倉間「松風が好き勝手やった結果がこれだぜ」


天馬「……!!」


南沢「こいつだけのせいだけじゃないだろ。
キャプテンの神童が栄都戦でフィフスセクターに逆らったからの方がでかいんじゃねぇの?」

三国「南沢!お前 何をを言うんだ!」

南沢「事実だろ。それで久遠監督も責任をとて辞めたんだ。
神童は家柄がいいからな。内申書がどうなろうと大きな問題じゃない。サッカーで負けたって痛くも痒くもないさ」


神童「…俺は……!!」


神童「…すみません 失礼します」


神童先輩は歩いていってしまった


天馬「キャプテン!待ってください!」

『み、南沢先輩、ちょっと言い過ぎたんじゃ…』

三国「南沢!お前!」

『三国先輩も… お、落ち着いてください』

円堂「やめろ!お前たちが争ってどうする!同じチームの仲間だろ!」


円堂監督が止めに入ってくれる


倉間「監督の考えは古いんですよ。今の"ルール”を知らないんです」

円堂「言ったはずだ 勝つためのサッカーをすると。俺は指示には従わない。
ホーリーロードで優勝を目指すぞ!」

剣城「これは驚いた。フィフスセクターの指示を無視するんですか。」

倉間「…まだそんな夢みたいなこと言ってんのかよ。もういい加減にしろよ…」


倉間先輩がそう言うと他の皆も離れていく


三国「…フィフスセクターの指示を無視したら今度こそサッカー部は潰されます。俺は…監督にはついて行けません」


『三国先輩…南沢先輩…。』

南沢「…ごめんなあなた」


2人もどこかへ行ってしまう


天馬「円堂監督…」

円堂「悪いな天馬、あなた。皆の様子を見に行ってやってくれ。」

『「はい…」』

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