第11話

これでも女子だからね☆
1,201
2020/05/12 04:31
あーー
練習終わった よし、さっさと着替えて帰ろう

早く帰ろう…と呟きながら私は更衣室のドアを開ける



部員「「「…………」」」


パタン
『失礼しました』


やっちゃったぁぁぁぁ
よく考えたらサッカー部の更衣室って1つじゃんんん

私はね、別に男の子が着替えてようと別に何も思わないのよ。
シードの特訓してた時も周り男子ばっかりだったしね。

いや、私は何も思わなくても相手は嫌なのかも?もしかしたらシャイボーイかも知れないもんね!?

とりあえず今日はトイレ行って着替えるか。


┈┈┈┈┈┈
(帰宅後)

いやぁ、さっきのは気まずかったな。

先輩達が 全然大丈夫だから気にすんな、って言ってくれたのがせめてもの救いよ…


あれ?ちょっとまって私のクシどこ!?

バッグ?…ないな

ポケット?…にもないな

おーい クシー。どこいったー!
今でてきたら怒らないからでておいでー

ねぇー、どこー?


……完全になくしましたね。どっかいきましたね。

うわぁ、マジか…

この前クシ折れちゃったからあのクシ以外持ってないんだよなぁ…終わったな

部活のロッカーかなぁ…明日の朝練でとりにいくか…



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

霧野side

よし…今日の部活も終わった

それにしてもあなた…あいつ、不思議な奴だったな
あの運動能力は1年なのかと疑うよ


神童「霧野、これ、お前のクシか?」

霧野「ん?いや、俺のじゃないぞ?」

神童「そうか…誰のだろうか。他にクシを使いそうな奴…いたか?」

霧野「あ。」


俺には1人心当たりのある奴がいた


神童「心当たりのあるのか?」

霧野「あなたかもしれないな…あいつ、髪長かったし。」

神童「そうかもしれないな」

霧野「あー、明日にでも俺が聞いてみようか?」

神童「助かるよ。じゃあ、よろしく」

霧野「おう。また明日な」


クシねぇ…
しかし、なんで神童は俺に聞いたんだよ…
こんなキラキラのラインストーン?で飾ってるクシを俺が使うとでも思ってるのか…(笑)

俺は女子じゃないぞ!?


まあ、明日の朝練であなたに聞いてみるか

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