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第40話

たった一声で
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2020/10/28 07:09
円堂「車田!天城!倉野!浜野!それに速水!
お前たちはあいつらを見て何も感じないのか?

一緒に練習して 汗を流して サッカーが上手くなりたいとやってきた仲間なんだろ?
その仲間たちの戦っている姿を見て何も感じないのか!

お前たちだって感じているはずだ!
あいつらと同じようにサッカーを守りたいっていう気持ちを!」



休憩中、円堂監督は天馬側ではない部員たちに声をかけていた



天城「……。」

車田「ぐっ ぐぐぐぐ…」



円堂監督の言葉に天城先輩は考えるような表情を浮かべ、車田先輩は何をこらえるような声を出した



車田「うおおおおー!あーっ!くそーーっ!わかったよ!!これ以上アイツらの好きにはさせない!相手が誰だろうが構わない!俺たちは俺たちのサッカーを守ってみせる!」


天馬「車田センパイ!」


天城「俺も行くド!やっぱり 仲間がこんな風にされて見過ごすなんてできないド!」


浜野「やっぱ 行かなきゃマズいよね、この展開」


倉間「…フン」


速水「え?え?じゃ じゃあ俺も!」



今まで反対側だった人達が次々に天馬側についていく



音無「やりましたね 円堂監督!皆の思いが通じたんですね!」

円堂「ああ!」



車田「いいか!これからが本当のサッカーだ!俺たち雷門のサッカーを見せてやるぜ!」

天馬「はい!!」



監督1人の声で皆の気持ちが変わった


雷門は完全にフィフスセクターに逆らうムードになってしまった


円堂監督…一体何者なの…?

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