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第15話

ジス編④
ジス
ジス
僕、貴女の事が好きなんです。
you
you
は…??
ジス
ジス
って、言ったらどうします?
you
you
あ、なんだ、びっくりさせないで下さいよ、
ジス
ジス
期待しました?
執事さんはふふっと悪戯っぽく笑った。
you
you
いえ?してませんよっ?
ジス
ジス
ねえ、取引しませんか?
you
you
取引、とは…?
ジス
ジス
一夜の恋です。
you
you
え……。
ジス
ジス
ハハっ、そういうスリル…好きでしょう?
いつもは心を見透かす様な瞳に少し濁ったかげりが見えた……。
その言葉は的確で、私もいつもと変わらない日々に少し退屈していたのかもしれない。
言い返す事は出来なかった。
ジス
ジス
…その沈黙は「良い」という風に受け取っていいんですね…?
you
you
……はい。
ジス
ジス
じゃあ明日の夜…中庭の噴水の前に来てください。
ジス
ジス
そこからは僕が案内しますから
ふふっと軽く笑ったと思うとすぐに真剣な表情になった。
ジス
ジス
じゃあ僕はこれで。
you
you
は、はい……。
何だったの……?
と考える暇もなく入れ替わるようにミンギュさんが入ってきた。
ミンギュ
ミンギュ
ごめんねっ!ジスあいつには止められたんだけどこっそり来ちゃった。
you
you
ハハっ、
苦笑いをする。

(多分ジスさんも気付いてたよな……)
ミンギュ
ミンギュ
ねぇ!今から遊ぼうよ!
you
you
えっ、“ 遊ぶ ”とは……
ミンギュ
ミンギュ
かくれんぼ!!
you
you
えっ……
ミンギュ
ミンギュ
ほら、この家広いしさ!実はまだ行ったことない場所もあって……。ね?一緒に行こうよ!
押しに負けて“ かくれんぼ ”をする事になったのだが…









ミンギュ
ミンギュ
あなたちゃ~ん!!どこにいるの~??
(流石に「ここだよ~」とは言えないんだよ……💦)

じゃんけんの結果、ミンギュさんが鬼で私が隠れる事になった。
しかし部屋が多いのなんの、隠れられる場所はすぐに見つかるのだが入っていいのか…という場所もあり、今は二階の奥から2番目の部屋に隠れている。
おそらくミンギュさんの声からして二階に居るだろう。
もう少し経ったら一階に降りようと思っていた矢先ミンギュさんはすぐに三階へ行ってくれた。


そーっと音を立てないように扉を開けるが、この屋敷も古いためキーッと音が鳴ってしまった。
you
you
(気付かれないといいけど…)
扉を閉める時も最後まで慎重に閉める。

屋敷はさっきまで私が居た三階の部屋と廊下、ジスさんが居るであろう一階の執事室、そして一階のリビングしか明かりは付いていない。
勿論ジスさんにはかくれんぼをやる事を言っていないためこっそりと行っている。
なんとか廊下の端まで行って螺旋階段らせんかいだんを降りる。中庭を囲んでリビングや応接室、執事室などの大部屋がある為、階段を降りる途中、カーテンの隙間から灯りが覗く執事室も見えた。
まだかくれんぼの存在はバレていないようだ。

とりあえず一階のキッチンへ向かう。そう、そこには庭へ出る扉があるとミンギュさんに教えて貰ったからだ。
よく使うのか、音もせず扉はすぐに開いた。
庭は手入れが行き届いており、ベンチもあった。そこに腰掛け、所々明るい部屋の窓を見ていた。
いつの間にかウトウトし始め、次第にまぶたは閉じていった。


どのくらい経ったのか分からないがランタンのような灯りが顔の近くに当てられた為自然と起きた。
you
you
誰……?