第2話

いつも通り
《佐藤side》

いつも通りの時間に起きて、いつも通りの時間に
ご飯を食べて、いつも通りの時間にスタジオへ
向かう

この、いつも通りが好きなのに…






















『おはよ!』

末澤「あなた!久しぶりやな!」

『えっ…久しぶり…?』

草間「ん?どうしたん?」

『今…久しぶりって言った…?』

末澤「言ったけど?」

『えっ…昨日まで一緒にドームのリハしたやんか』

福本「ドームのリハ…?確かにありましたけど…
あなたちゃん退所してますやん」

『えっ…退所?』

佐野「去年のあけおめのときに、康二くんと
龍太くんと同じタイミングで関ジュを
卒業して、そのまま事務所退所した
じゃないですか」

どういうこと…?私…ジャニーズじゃないん…?

小島「んで、最近の学校での調子はどうですか?」

『学校…?』

小島「音楽の先生になったって…えっ?忘れた?」

確かに…昔からの夢やった音楽の先生の免許を
とったし、去年のあけおめの時に退所するか
悩んでたけど…

正門「あれがもう1年前なんかぁ」

佐野「まさか、あの時はこの6人でグループを
結成するとは思いませんでしたね(笑)」

末澤「確かにそうやな〜全てはあなたのあの
メッセージのおかげやな」

『あのメッセージって…?』

草間「えっ?覚えてへんの?」

『覚えてへんっていうか…言ってへんっていうか…』

福本「もしかしてあなたちゃん、仕事で
疲れて忘れちゃっただけじゃないですか?」

『そうなん…かな…』

ほんまにどういうことなんやろう…

写真見せたらわかってくれるかな…

あれ…?るたこじが卒業した後の楽屋とかLIVEの
写真がない…飲みに行った時とかOFFの日に撮った
写真はあるのに…

何でか考えてたら急に視界がボヤケてだんだんと
意識が遠のいていった