第9話

ライオンキング
《NOside》

『えっ、晶哉くん!!覚えてる…?』

佐野「えっ…?」

『ちょっ、ちょっと待っててな!誠也ー!!』

末澤「んー?なにー?」

『ほら!覚えてへん?何年か前に駅の前で…』

佐野「あぁー!!あなたさんに誠也さん!
お久しぶりです!!」

末澤「会ったことあるっけ?」

『誠也まで忘れたん!?ほら!佐野晶哉くん!
劇団四季入ってたあの!!』

末澤「あぁー!!あの時の!久しぶりやな!」

佐野「ジャニーズに入ってたんですね!」

『うん!あっ!ちゃんと自己紹介するわ!
入所歴13年!佐藤あなた20歳です!』

末澤「末澤誠也です。入所して…何年やっけ?」

『7年な(笑)』

末澤「あーそうそう。22歳でーす。よろしくな?」

佐野「佐野晶哉です!15歳です!これから
よろしくお願いします!」
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佐野「あれっ…振り返りましたけど、注目の
後輩って言ってる理由って結局何なんですか?」

『あっ、そういえば言ってへんわ(笑)えっとね、
劇団四季のときから歌も上手やし、小島とかと
知り合ってから面白さ増したし、特技多いから!』

佐野「そういう理由だったんですね!!」

『そうそう!!あっ、晶哉も、私のこと尊敬する
先輩って言ってるやん。あれは何で?』

佐野「演技とか歌を褒めてくださったり、時には
厳しく叱ってくれたりして皆のことよく見てるし、
可愛いし優しいし面白いからです!」

『なんか照れるわ…(笑)』

佐野「僕もです…(笑)」

『あっ、そういえばさ、誠也遅ない?(笑)』

佐野「もう少しで来ますかね…?」

末澤「あなた!佐野!遅なってごめん!」

『誠也!珍しく遅いで!!』

末澤「ごめんごめん!」

佐野「あはは(笑)」

末澤「ヤバっ!急に笑うとか怖いからやめて!!」

佐野「だって、懐かしいんですもん(笑)」

『確かに、ここの駅で会ったもんな(笑)』

佐野「その時も誠也くんが遅刻して…」

末澤「言わんくてもええやん!!それは!!」