第4話
電話
あぁ…壮馬くんの顔がこんな近くに…///
えぇぇぇぇぇーーー!!!
マジやばいってやばいやばいやばいやばい!
ひゃぁーー!!
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
A.M.6:30
自分の声で目が覚める。
もー寝起き悪すぎだってぇー
今日は壮馬くんに電話するってのにー
時間帯はどのくらいがいいかな?
朝は大変だよね。準備とか。
昼は…仕事中だったら悪いよな。
夜は、、飲んでたりするかもだけど1番迷惑かけないかなぁ
でも、あんまり遅すぎるのもダメだよねぇ
よし!決めた!夜9時ピッタリに
電話掛けよう!
うわぁ緊張するぅー!
でもその前に今日は大学あるしバイトもあるんだー
いっちょ頑張ってきますか!
じゃあ、行ってきまーす!
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
P.M.7:30
今日はバイト結構キツかったわー
でもこれからすることを考えれば余裕で
乗り越えられた!
よーしやることすましちゃおー
P.M.8:50
一応、髪はセットして服は着替えてある。
途中でテレビ電話に…!なんてことも
あるかもしれないからね!
ソワソワ
いや!落ち着け!あなた!
そもそも電話に出出てくれるとは限らないし!
期待しすぎないこと!
でも…
やっぱり期待してしまう。
もしかしたら、もしかしたらって…
私は一介のファンにすぎないのに。
行き過ぎた希望を一度持ってしまうと絶望した時
との落差がとても大きくなってしまう事を私は
知っている。
だから、壮馬くんを知らない設定で接しよう。
近づき過ぎないように。距離を取る。
気づけばもう9時になっていた。
慎重に壮馬くんの番号を打ち込む
プルルルルルプルルルルル
うわぁ、、!出てくれたぁ!
うわぁいきなり名前呼びとかやばすぎるぅ!
いや、冷静にいこう。
ぎゃー!壮馬くんにお願いされたら断れないよー!
電話が切れた
ん、、、?
へ?
なんで会うことになってんのー!?!?
壮馬くん、話が早すぎて私の頭がついていけない…
いやぁやばいって
普通そんなことある?
もう意味わからん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[壮馬side]
電話してきてくれた!
なんか初めて会った時よりテンション低かったな
大丈夫かな?
もしかして、本俺と会うのが嫌だったとか?
めんどくさいことに巻き込まれたくないって…
うわぁどうしよう(>_<)
ちょっと誘い方強引だったなぁ
今度から気をつけよ。
まあ、誘えたしいっか。
きてくれるといいな
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