第147話

こ ん な 再 会 望 ん で な い。
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2021/04/19 11:10



車内に漂う異様な雰囲気。





あの電話から、だれもが一言も言葉をださなかった。


いや、誰も出されへんかった。










" つきましたよ、○○総合病院 "







マネにお礼だけ言って、俺らは早歩きで院内へと入った。



中にはいると、








「 っ、重岡くんに、、桐山くんたち、??」






さっき電話にでたであろう女の人が俺たちの前に立っていた。


重 岡
重 岡
、そうです。


「 、あなたちゃんね、?生まれつき、病気を持っていたらしいの。」

中 間
中 間
え、、病気、、ですか、??


嘘やろ、??

そんなん、ぜんぜん感じひんくらい元気やったやん。



「 うん、 2歳ぐらいから症状がでなくなってたんだけどね、、、今、発症しちゃって、」

小 瀧
小 瀧
長くは生きられないかもって、、、



「 あなたちゃんね、難病なの。だから手術しても死んでしまう確率の方が高くて。、、、発見も遅かったから、もう手遅れらしくて、」






嘘や、、、、

あなたが、この世界から消えてしまう、、


濱 田
濱 田
っ、病室、!!連れてってくださいっ、






おばちゃんに連れてこられた病室。


中にはいると、チューブやら機械やらで繋がれたあなたがおった。


桐 山
桐 山
あなた、、、、
藤 井
藤 井
こんなはよ会えるとはな、、
神 山
神 山
っ、こんな再会、、、望んでへんかったよ、


こんなことになるなんて、思いもせーへんかった。



次会う時は、笑顔で。って、

当たり前のことやと思うてた。


小 瀧
小 瀧
あなたっ、、このまま死んでまうんかっ、?
小 瀧
小 瀧
パパたちきたで、、?
小 瀧
小 瀧
、、、また会おうねって、、言ったやん、、



余命は長くても半年。

短ければ、、、一週間。




いつ死ぬか分からへんこの状況で

あなたは今、懸命に生きようとしている。








明日、もしくは1秒後、死んでしまう可能性があるあなた。











、、、俺ら、また笑い合える、、んかな、、?



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