ミナside
今日から改装工事が始まってSJに出社することに
マネオッパが運転してくれるバンの中は
気味が悪いほど静かで居心地が悪い
オンニ達はヒナの味方ではない、はず
ヒナはHYBEに移ったし、あんな事がバレたのなら
味方でいてあげられるはずもないから
でもあなたの味方でもない
今はどちらの方にもついていない状態なんだろうな
、、1番苦しい立場だ、きっと、、
隣に座っているチェヨンイが小声で話しかけてくる
あの子は今誰よりも忙しい生活を送っている
少しでも早く楽にしてあげたいけど、、、
と、色々考えているとSJに到着した
マネオッパに続いて本社に入って行く
流石、大手企業なだけあってスケールが大きい
今日は偵察も兼ねて来たからしっかりと周りを見ないといけない
勿論ツウィやチェヨンイ、ダヒョナも
急にツウィが立ち止まり声を上げる
その視線の先を辿ると、ワークスペースにヒナが立っていた
その目線はしっかりと私たちに向けられていて
今にも殺されそうな目力で鳥肌が立つ
鼻で笑い私たちの真横を通り抜けていくヒナ
この会社と関わりのある人はユンソとソアさんだけのはず
ヒナなんて一ミリも関わっていない
、、、、、また嫌な予感がする
Next⇨❤️×100
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!