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2019/04/14

第6話

4 : 委員会
授業はあっという間に終わって、


もう4限目。


4限目は文化祭に備えて、委員会の集まりがある。


私はHR委員で、学級代表みたいなもの。


終礼を終えると、

男子のHR委員と一緒に3年1組の居室へと向かった。


成瀬 裕貴
あ、林檎ちゃん!
朝ぶり!!w
運命的にも、裕貴くんとは偶然一緒の委員会だった。


勿論、クラスの代表は男女1名ずつだから雪希はいない。


やっぱり、私の方が裕貴くんと結ばれるはずなんだよ。
黒蜜 林檎
朝ぶりだね~~!
成瀬 裕貴
さっき、雪希に聞いたんだけどさ、!
裕貴くんの口から"雪希"という名前が出ると吐き気がする。

好きな人の口から嫌いな人の名前が出ることが何よりも嫌いなの。
黒蜜 林檎
ん?雪希何か言ってたの?
吐き気がしてるのを抑えて、満面の笑みで聞く。
成瀬 裕貴
あいつ、演劇部入るんだって?
林檎ちゃんも演劇部だったよね!






一 瞬 時 が 止 ま っ た 気 が し た





黒蜜 林檎
え、ゆ、雪希演劇部に入るって言ってたの?
本当に?
成瀬 裕貴
うん、言ってたよ?
聞いてない?
黒蜜 林檎
うん、初耳、、
成瀬 裕貴
そうなんだ?林檎ちゃんが入ってるから私も入るの!って言ってたよ
黒蜜 林檎
そ、そうなんだ、、


意味がわからない。


あいつが演劇部に入る様子なんてなかったし、
いつもなら何かをする時必ず私に言ってくるはず。


きっと何か企んでる。


最悪の考えが私の脳裏をよぎる。


今回の劇は"白雪姫"。



主人公は"私"。

それは演劇部の白雪姫は私だけだから。


だけどもう1人白雪姫がいたとしたら、主人公は_?
成瀬 裕貴
でも、あいつ演技なんてできんのかな~
裕貴くんの一言で我に返る。


そうだ、雪希は内気だ。

人前で堂々と出来るほど図太くはない。


大丈夫。

きっと大丈夫。


そう自分に言い聞かせた。


だけど、先生の話も裕貴くんの話も頭に入らなくて
不安だけが頭を駆け巡った。