コンコン🚪
次に来たのは深澤さんの部屋。
残りの三人の中で、一番早く起きてくれそう。
私が腕を引っ張ると、深澤さんは逆に私の腕を引っ張ってきた。
そうはいっても、男性に力が勝てるわけもなく、私は深澤さんの胸に飛び込んでしまう形になった。
深澤さんはさらに腕の力を強めた。
距離が近くなって、悔しいことにドキドキする。
深澤さんはそう言って私のことを離してくれた。
そう言って深澤さんは近付いてきた。
いつもは聞かない低めの声で、彼はそう言った。
そして、私の首のあたりに顔を近づけた。
ペロッ
え?
何してるの…?
え、今首筋なめたよね…。
え?
は?
何が予約完了だよ!!
心の中でツッコミを入れていると深澤さんはまた私に近付いて、耳元でこう言った。
まぁ、いいや!他の二人も起こさなければ…!!
はい、みじかいです。
ごめんなさい。
この前嘘つきました。
長く書くつもりだ出たのにな……。
残るはめめなべ!!
お楽しみに!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!