虎杖「あなた先輩!」
五条「─あなた!」
あなたがフワリと笑って、倒れた。
僕が床ギリギリで支えて、横抱きした。残穢からしてあなたが領域展開した、らしいね。代償がデカイ領域を、だけどね。
虎杖「ご、五条先生…俺……」
僕はなるべく平然を装った。悠二が責任を感じて、混乱している。そこで僕まで慌てると、駄目でしょ。
五条「悠二は悪くないよ。ほら、僕の腕に捕まって?」
僕が言った通りに悠二は僕の腕に捕まった。瞬間移動で高専の保健室、硝子の所に移動した。
五条「悠二は部屋に戻って休みな?あなたなら硝子が見るから」
悠二「………うっす…」
元気なく悠二は部屋を出ていった。その会話中にあなたを硝子に渡した。完全にドアが閉まってから息を吐いた。
硝子「死ぬほどの怪我じゃないから体の方は大丈夫だろう」
そう言いながら、硝子は反転術師気を用いてあなたの怪我を治していった。
五条「領域展開していたんだよ、しかも火。負担と代償がでかすぎる」
くっそ。悠二の精神にもあなたにも負担が重すぎる。
五条「重めって、そういう意味じゃなかったんだけどなぁ」
はい、作者です。
『拗ねます。』チャプター投稿して、
午後1時頃にマイページ見たら、
お気に入りが340以上で、ビックリしました。
ありがとうございます!
嬉しすぎでウルッときました。
これからも、投稿してきます!
あ、でも、お気に入りが減ったら凹むんで、
お願いします!
ってことで、また次回!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!