第10話

序論10
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2021/02/03 00:11
そのあと俺は来たときと同じように五条さんに抱き抱えられながら、瞬間移動で家に帰った。

あなた「ただいま~」

返事がなかった。ソファーの方を見ると恵君と津美希ちゃんが仲良く寝ていた。

五条「まぁ、9時だしな」

俺は布団を敷いて、恵君と津美希ちゃんを布団の上に寝かせた。


リビングに戻ると五条さんは帰ろうとしていた。

あなた「ちょっと、待って」

そう言いながら俺は五条さんに近付いた。

あなた「今日、恵君も津美希ちゃんも五条さんが来るの楽しみにしてた。でも、俺のせいで2人は五条さんと一緒に遊べなかったから、明日も、来てほしい…」

俺はしどろもどろになりながらしっかりと伝えた。恵君と津美希ちゃんに申し訳ないことをしたから。

あなた「忙しいのは、知ってる、けどっ!」

五条「分かった。傑も連れて、また明日来るわ」

あなた「ありがとう五条さん!」

良かった、これなら恵君も津美希ちゃんも喜んでくれるだろう。

五条「…じゃあ、また明日な」

あなた「うん。あ、ちゃんと話し合ってね」

そうして、五条さんは家を出た。










それから俺は風呂に入って晩御飯を食べ終えると11時近かった。

マグカップにミルクを入れてレンジで温めた。チンッと鳴って俺は温まったマグカップに蜂蜜をスプーン1杯分入れてかき混ぜた。

あなた「…まだ仕事かな?洗い物、いっぺんにしたいからなぁ」

すると、ガチャリと音が鳴ってドアが開いた。

甚爾「おー、まだ起きてんのか」

あなた「うん、食器洗おうと思って。甚爾さん、ご飯かお風呂どっちにする?」

甚爾「…先風呂入るわ」

そう言って甚爾さんはお風呂場に直行した。俺は冷めた晩御飯を温め始めた。ついでに、ホットミルクをもう一度作った。




















はい、作者です。

今回は少し長めですよ!

まぁ、そんなに変わりませんけどねw

じゃあ、また次回!

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