第35話

本編22
3,733
2021/03/09 13:00
あなた「え…?」

そいつ、絶対、呪霊じゃん…。

あなた「そいつさ、呪霊って言ってなかった?」











吉野「いってました。けど、悪そうじゃなかった、です」

あなた「アウト。」

まず、会話できる時点で強い。んで、雰囲気を変えて漬け込める時点で特級確定じゃない?

あなた「取り合えず、詳しく教えて」





吉野君から真人という呪霊について事細かに聞いた。

どうして出会ったのか。どんな術式を持っているのか。等々、聞き出せる情報をすべて聞き出した。





*****




あなた「ちょっと、電話させて」

私は吉野君から話を聞き終えると、スマホを取り出し夏油先生に連絡した。

夏油『デートじゃなかったのかい?』

あなた『ん~。今はちょっとふざけれないかな』

私が言うと、夏油先生は声のトーンを下げた。五条先生だと、絶対そういうことしないからな。









夏油『…何かあったのかい?』

あなた『……特級と接触した人って、どうしたらいいと思う?』











夏油『…その子がどんなのかによるね』






だろうな、と思った。五条先生だと、即入学って言いそうだし。






あなた『クラゲみたいな式神を持ってます。んで、高専に入学希望です』

暫く、沈黙が続いていた。

夏油『分かった。今から高専に来てくれ』

あなた『承知しました』

俺は通話を切った。スマホをポケットに仕舞って、目の前に座っている吉野君を見据えた。

あなた「今から高専に行くから、ついてきて」

吉野「はいっ!」





























ははっ。すげぇ、目、輝かせるじゃん。

























はい、作者です。

結構、平和的ですかね。

裏ではちゃんと原作通りに進んでいるので、

話は合わせようと思います。





いや、多分、絶対、合わないけど。

ってことで、また次回!

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